0-8の歴史的大敗からリスタート!竹内涼が語った「清水はまだ全然死んでいない」

8月23日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#117では、清水エスパルスを特集。元日本代表の播戸竜二が練習場に足を運び、取材を行った。

今シーズンは開幕から6試合勝ちなしで、一時は最下位に沈んだ清水。低調なスタートを切ったチームだったが、第12節から篠田善之監督が指揮を執ると、それ以降は勝ち星が先行している。

スタジオゲストでクラブOBの森岡隆三は「開幕からDF陣が定まらなかったり、怪我もあったりしてオーダーを組むのが難しかった」とこれまでの戦いを分析した。

キャプテンを務める竹内涼は、シーズン途中の監督交代を通して「より自分たちからアクションを起こすようになった」と変化を語った。フォーメーションは従来の4-4-2から4-2-3-1に変更したが、GKの西部洋平は「もともとFW陣はディフェンスをがんばれるメンバーが多く、それがもっと生きるようになった」と手応えを明かした。

しかし、チームが上昇ムードにある一方、取材前に行われた第23節の札幌戦ではホームで0-8と敗戦。J1最多得点差タイでの記録的大敗となったが、播戸は「引きずっているのかを見てみたい」と練習中のムードに注目した。

そして始まった練習では、兵働昭弘コーチらが大きな声で盛り上げ、選手の表情には時折笑顔が見られた。竹内は練習を振り返り「みんながサッカーを嫌いになっていないというか、もう一回楽しみたいと思っている空気を感じられた。まだ全然死んでいない」とリスタートが切れていることを語った。

7対7で行われたゲーム形式の練習を見て、播戸は「切り替えの意識を持たせて、前から守備をしっかりとやっている。もう一度自分たちのやるべきことをやろうとしている」とポジティブな見解を述べた。

取材後に行われた第24節では、王者・川崎Fを相手に敵地で2-2と引き分け、貴重な勝ち点1を手にした。そして、次節はIAIスタジアム日本平で2位・鹿島と対戦する。強豪相手の試合が続くが、記録的大敗を喫したホームで戦う姿勢と結果を示したいところだ。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は8月30日(金)21:00~放送スタートの予定で、松本の特集などを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年8月30日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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