敵地でミャンマーに2-0。永井雄一郎はFWに「泥臭いプレーを」

9月13日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#120では、ゲストに元日本代表の中田浩二と永井雄一郎を招へい。9月10日に行われたカタールW杯アジア2次予選「ミャンマーvs日本」の一戦を振り返った。

試合は前半に中島翔哉(ポルト)と南野拓実(ザルツブルク)が得点を挙げ、日本が2-0で勝利。後半は追加点を奪えなかったものの、本大会出場に向けて重要な初戦を制した。

日本は9月5日に行われた親善試合・パラグアイ戦と同じ11人を起用。その中で、中田氏はトップ下に入った南野を「抜群だった」と称賛した。

「大迫がボールを受けに下がっているときに、南野は常に裏を狙っている。彼が絶えず動き回っているからこそ、堂安(律)や中島(翔哉)も生きてくると感じた」

6バックのような形で守備を固めるミャンマーに対し、日本は終始押し込む展開が続いた。両サイドバックの酒井宏樹(マルセイユ)と長友佑都(ガラタサライ)は、高い位置を取り続けたが、永井は「サイドバックが押し込みすぎて、逆に前線が窮屈になった印象があった」と分析した。

また、日本は高さでミャンマーを上回っていたものの、そのアドバンテージを活かせなかった。中田はセットプレーの入り方について「全員がボールが来る前から入り込んでしまっていた。もう少し形があると良かった」と指摘。両者ともに攻撃面の課題を語った。

アジア2次予選は、10月10日(木)にモンゴル戦、10月15日(火)にタジキスタン戦と連戦が控えている。ミャンマー戦を踏まえ、中田氏は「大迫だけでなく、ボックス内でプレーできるFWがもっと欲しい」とコメント。今後の注目選手として、上田綺世(鹿島)と鈴木優磨(シントトロイデン)の名を挙げた。

一方の永井は、ミャンマー戦で途中出場した鈴木武蔵(札幌)に期待を寄せた。その上で、FW陣には「ゴール前での泥臭いプレーをもっと見たい」と得点への貪欲さを求めた。次節のモンゴル戦では、ホームでゴールラッシュが見られるだろうか。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は9月20日(金)21:00~放送予定で、天皇杯ラウンド16の特集などを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年9月20日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

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