神戸が天皇杯で川崎F撃破 岩政大樹「最適解見つかった」

9月20日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#121では、ゲストに元日本代表の柱谷幸一と都並敏史を招へい。9月18日に行われた天皇杯ラウンド16を振り返った。

J1勢対決となった神戸vs川崎Fの一戦では、神戸が山口蛍の先制点などで3点を先取。その後は川崎Fがリーグ王者の維持を見せ、2点を返したが一歩及ばす。神戸が3-2と競り勝ち、2大会ぶりの準々決勝進出。豊富なタレントを抱える両チームの戦いは、リーグ戦の勢いが反映された結果となった。

神戸は今夏に、トーマス・フェルマーレンや酒井高徳ら新戦力を獲得。リーグ第22節の大分戦からフォーメーションを3-5-2に変更し、その後は4勝1分1敗と好調を維持している。

リーグ屈指の豊富なタレントを抱える神戸だが、MCの岩政大樹はフォーメーション変更によって「最適解が見つかったように思える」とコメント。柱谷も「それぞれの選手が、自分の特徴を出しやすい位置から攻撃をしている」と攻撃面を評価した。

一方で、リーグ戦では引き分けがリーグ最多の11試合を数えるなど、勝ちきれない試合が多い川崎F。都並は「悪いことはしていない」と試合を振り返るも、守備面に隙があると指摘した。

「攻守の切り替えのバランスが取れていなくて、カウンターを受けた時にスペースが生まれてしまう。相手も分析してきているから、そこに速く入ってくる印象がある」

守備面での課題を露呈した川崎Fだが、柱谷は「守備を考えるよりも、まずは攻撃の形を作り出すのが川崎だと思う。僕は"攻撃の川崎"を見たい」と攻撃面に期待を寄せた。

この試合では、ベテランの中村憲剛と家長昭博がベンチスタートだった。前半の戦いぶりを見て、都並は「DFとDFの間の狭いところで受けて渡すのは、(中村)憲剛や家長(昭博)のほうが質は高く感じる」と印象を語った。シーズンが終盤に差し掛かる中で、経験豊富な2人の力が必要となりそうだ。

天皇杯は9月25日(水)にラウンド16の残り2試合が行われ、そこでベスト8が出揃う。準々決勝は10月23日(水)に4試合が一斉開催される。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は9月27日(金)21:00~放送スタートの予定で、FC東京の特集などを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年9月27日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

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