羽生結弦ネイサン・チェンが今季の世界基準になる」本田武史がGPファイナルを占う

本田武史
本田武史

オリンピック、世界選手権と並ぶフィギュアスケートの3大大会である「グランプリシリーズ」。12月は、グランプリシリーズ各大会の上位6人が世界一の座を目指す「グランプリファイナル」(12/5~8)に加え、国内最高峰の「全日本フィギュアスケート選手権」(12/19~22)という大きな大会が控えている。フィギュアスケート解説者の本田武史に直撃し、2大会の展望を語ってもらった。

まずは、グランプリシリーズの重要性をまず伺った。

「グランプリシリーズは世界ランキングを上げるため、トップ選手が集まります。現在では、ジャンプやスピンなどの各要素に対して得点が出るので、シーズン最初に自分のプログラムにどれだけの点数が付くのかが分かるのも大きい。ファイナルでの優勝は是が非でも欲しい称号ですね」

そんな中、男女ともに4回転ジャンプ成功が必須となり、ハイレベルな時代に突入している。

「男子は、羽生結弦選手と昨年のGPファイナルで優勝したネイサン・チェン選手(アメリカ)の2人が演技の世界基準になると思います。女子は今年シニアデビューしたロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手とアンナ・シェルバコワ選手に注目。2人は男子でも高難度な4回転ルッツを跳ぶことができ、フリー演技で高得点が出せます。紀平梨花選手や宮原知子選手が彼女たちに勝つには、4回転ジャンプやトリプルアクセルなど、各要素に細かい加点が必要になってきます。紀平選手は昨年よりレベルアップしていますが、ケガの影響でトリプルルッツを構成に入れていません。状態が上がれば得点UPは可能です」

第2戦カナダ大会で優勝して好発進の羽生にはやはり、ファイナルでの活躍が期待されている。

「精度が上がり、しっかりとプログラムを作り上げてきている印象です。昨季は初戦で細かいミスがありましたが、今季は仕上がりも順調。今後はプログラムを修正していき、さらなる高得点が期待できると思います」

国内でも19(木)からは、全日本王者を決める「全日本フィギュアスケート選手権」が開幕。羽生や宇野昌磨らトップ選手をはじめ、シングルでは髙橋大輔が登場する予定だ。

「羽生&宇野の両選手が強さを発揮すると思います。2人は滑りのスタイルが異なるので、それぞれの個性が出る演技に期待したいですね。シングルでは最後となる髙橋選手は、世界にも認められた表現力の高い滑りをいかに見せてくれるか注目です。女子は、紀平選手が一歩抜けている印象で、宮原選手や坂本花織選手、樋口新葉選手らがどこまで近づけるかがポイントです」

文=宮澤祐介 

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放送情報

フィギュアスケートグランプリシリーズ2019
放送日時:2019年12月1日(日)17:40~
チャンネル:テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ
全日本フィギュアスケート選手権2019
放送日時:2019年12月19日(木)17:00~
チャンネル:フジテレビONE スポーツ・バラエティ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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