新記録樹立の南野拓実巻誠一郎は得点パターンの多彩さを評価

11月15日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#129では、ゲストに元日本代表の中田浩二、巻誠一郎を招へい。11月14日に行われたW杯アジア2次予選「日本vsキルギス」の一戦を振り返った。

試合は前半、南野拓実(ザルツブルク)が自ら得たPKを決め、日本代表が先制。後半には原口元気(ハノーファー)がフリーキックで追加点を挙げた。守備ではGK権田修一(ポルティモネンセ)のファインセーブもあってキルギスを無失点に抑え、2-0で勝利。前半戦4試合を終えて全勝、無失点で首位を独走している。

しかし、この試合では格下のキルギスに苦戦し、あわや失点という場面も。キルギスのウイングバックの積極的な飛び出しに対して、上手く対処しきれなかった。

日本代表の守備について、中田は「精度の高いボールが来た時に、どう対応するのかというところで後手を踏んでいた」と印象を語る。MCの岩政大樹氏も「森保ジャパンは相手の様子を見てしまって、対応が遅くなることがある」とチームの課題を指摘した。

一方の攻撃面では、南野がW杯予選開幕から4試合連続ゴール。三浦知良(横浜FC)を超える新記録を樹立し、エースとしての地位を確立しつつある。現役時代にFWとしてプレーした巻は「得点のパターンが多くなった」と分析した。

「得点に迫る回数の多さは、日本人の中で突出している。以前はドリブルで相手を交わしてからの得点が多かったが、今は動き直しが良くなっていて、ワンタッチゴールも増えてきた」

また、中田は「周りを活かすのも上手い。ボールを受ける大迫と組む時は裏へ抜けて、裏を狙う永井と組む時は中盤へ降りていく」と柔軟な適応力を称賛している。

これでW杯アジア2次予選はひと段落し、12月にはE-1サッカー選手権に出場する日本代表。同大会は国内組での編成が予想されるが、新戦力の台頭に期待したいところだ。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は11月22日(金)21:00~放送スタートの予定で、U-22日本代表・コロンビア戦の徹底分析や、横浜FCの特集などを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年11月22日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

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