J2優勝は「ホッとした」。柏の大谷秀和が今季を振り返る

11月29日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#131では、J2優勝を果たした柏から大谷秀和が生出演。ゲストの安永聡太郎、名良橋晃、永井雄一郎とともに今シーズンを振り返った。

今シーズンの柏は、開幕から4連勝と好スタートを切った。その後は勝ちきれない試合が多かったが、第19節からは怒涛の11連勝を記録。第25節に首位に立って以降、一度もその座を明け渡すことなく優勝を遂げた。

チームは5年ぶりに復帰したネルシーニョ監督のもと、1年でのJ1復帰が決定。指揮官は普段から「相手は"対柏"という高いモチベーションを持っている」と選手たちに伝えていたという。そんなプレッシャーの中での優勝について、大谷は「周りの期待が高かったので、嬉しい気持ち以上にホッとした」と率直な感想を口にした。

夏場にはJ1のC大阪から、ベテランの山下達也を獲得。名良橋が「山下選手のような経験のあるベテランがチームにいたことは、若い選手にとって大きかったのではないか」と問いかけると、大谷はこのように答えた。

「山下はセレッソでの優勝経験がありますし、優勝するチームがどういう雰囲気なのかを体現してくれました。神戸から三原(雅俊)選手も来ましたが、彼が神戸時代にネルシーニョ監督とやっていたことも大きかったです」

また、今シーズンはアタッカーの瀬川祐輔が、サイドバックにコンバート。永井が「選手たちはスムーズに受け入れられたのか」と尋ねると、大谷は「思ったより手応えがあった。サイドハーフに戻ってからも、サイドバックとより良い関係を築いていた」とポジティブな印象を語った。

今シーズンは天皇杯とルヴァンカップでJ1勢とも対戦。その中で「(リーグ戦は)J2だからやられなかった部分もある。天皇杯やルヴァンカップに出て、J1で戦うにはミスを減らすことが大事だと感じた」とカテゴリーの差を感じることもあったようだ。

しかし、前線にはオルンガやクリスティアーノら強力なアタッカーがいる。それを踏まえ、大谷は「後半戦にかけて噛み合ってきた、味方を見て動くという部分の質が高まれば、J1でも脅威を与えられる」と自信を見せた。最終節を"13-1"という驚異的なスコアで締めくくった柏は、J1でもその攻撃力を発揮できるのだろうか。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は12月6日(金)21:00~放送スタートの予定で、J1最終節の注目試合プレビューなどを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年12月6日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

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