国内組の日本代表。柱谷幸一が指摘「3バックありきのメンバー」

12月6日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#132では、ゲストに元日本代表の水沼貴史と柱谷幸一を招へい。「GEKIRON~激論~」のコーナーで、E-1サッカー選手権の日本代表メンバーを徹底解析した。

今回の日本代表メンバーは12月4日に発表され、今シーズンのJリーグMVP・仲川輝人(横浜FM)ら10人が初招集。また、東京五輪世代が12人とフレッシュな顔ぶれが揃った。

※12月7日に室屋成(FC東京)の怪我による招集辞退が発表。東京五輪世代の橋岡大樹(浦和)と菅大輝(札幌)が追加招集された。

記者会見で森保一監督は「U-22日本代表しか経験していない選手も多く含まれている。この経験を持ってさらに成長してほしい」と若手に期待を寄せた。また、A代表経験のある選手については「若い選手に背中で成長の働きかけと、経験を伝えてもらえれば」と語っている。

MCの岩政大樹は、最年長の30歳・佐々木翔(広島)に注目。日本代表では主に4バックの左サイドバックを務めてきたが、「(森保監督は)3バックの左で起用したいのではないか」と推察した。

佐々木は、11月19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦にフル出場したものの、チームは1-4と大敗。水沼は「広島では3バックの左をやっている。(本来のポジションで)実力をもう1回出してもらいたい、というのはあるかもしれない」と招集の意図を汲んだ。

また、柱谷は"左利きの左サイドバック"が招集されていないことに着目。それを受けて「3バックありきのメンバー編成。このやり方でどうはめていくかを考えた選考ではないか」と印象を語った。

そして、FW登録の選手は上田綺世(鹿島)、小川航基(水戸)、田川亨介(FC東京)と、いずれも東京五輪世代。A代表では大迫が1トップの地位を確立しているが、柱谷は「1トップを張れる選手が少ない。3人の中から1人でもブレイクする選手が生まれてほしい」とFW陣の奮起に期待した。

日本代表は12月10日(火)に中国との初戦を迎え、その後は中3日おきに香港、韓国との連戦を控えている。海外組不在の中で、フレッシュな国内組がどのような活躍を見せるのだろうか。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は12月13日(金) 21:00~放送スタートの予定で、J1王者・横浜FMのパク イルギュ選手が生出演する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年12月13日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

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