「ハマの番長」三浦大輔新監督のもと、横浜DeNAベイスターズが新たなスタートを切る！

昨年は4位に終わり、今季は三浦大輔新監督のもと、優勝を目指して新たなスタートを切る横浜DeNAベイスターズ。TBSチャンネル2では、春季キャンプ前の1月23日(土)に、「横浜DeNAベイスターズ 2020ハイライト&2021春季キャンプ直前SP～今井翼がナビゲート!～」が放送される。2020年のベイスターズのハイライトを振り返るほか、2021年シーズンへ向けた最新情報や、監督・選手のインタビューなど盛りだくさんの内容になる予定だ。

■昨年は故障者続出などの影響で2年ぶりのBクラスへ転落

2019年シーズンは2位となり、優勝を期待された昨年のベイスターズだったが、結果は4位に甘んじた。絶対的守護神の山崎康晃(※「崎」は正しくは「立さき」)がシーズン序盤から不調で勝ちパターンが崩れ、8月にはエースの今永昇太、平良拳太郎という左右の両輪が故障のため登録を抹消、新外国人のオースティンも守備の際にフェンスに激突して故障し戦列を離れた。これら故障者と誤算が響き、結果的に2年ぶりのBクラスへ転落。5年間チームを引っ張ってきたラミレス監督は退任することになった。

■佐野恵太が首位打者に輝き、大貫晋一は10勝をマークと飛躍

残念な結果に終わった昨年のベイスターズだが、明るい話題も多かった。レギュラー経験のないプロ4年目の佐野恵太が主将＆4番打者に抜擢され、開幕からヒットを量産。8月には月間MVPを受賞し、10月には球団タイ記録の5試合連続ホームランをマークするなど大活躍し、打率.328で堂々の首位打者に輝いた。また、宮崎敏郎(※「崎」は正しくは「立さき」)もシーズン通して安定したバッティングを披露し、2年ぶり3度目の3割打者となった。投手陣ではケガ人が続出する中、プロ2年目の大貫晋一がツーシームやスプリットなど多彩な変化球を自在に操って好投。10勝6敗、防御率2.53で、チーム唯一の2ケタ勝利をあげている。

■横浜一筋の三浦大輔監督がベイスターズを浮上させる！

今季は新監督に三浦大輔が就任し、ベイスターズは新たな船出に臨む。横浜大洋ホエールズ時代に入団し、横浜一筋で25年間投げ続け、通算172勝をあげた三浦監督。矢沢永吉をこよなく愛し、リーゼントの髪型で"ハマの番長"とファンに親しまれ、現役引退後は解説者を経て、2019年に1軍投手コーチ、昨年は2軍監督を務めた。井納翔一、梶谷隆幸と、投打の軸がFAで巨人に移籍したのは痛いが、ベイスターズを知り尽くした三浦監督は、チームを浮上に導いてくれるはずだ。

「横浜DeNAベイスターズ 2020ハイライト&2021春季キャンプ直前SP～今井翼がナビゲート!～」では、生粋のベイスターズファン･今井翼が、親交のある三浦監督に鋭く切り込むインタビューも放送されるため、こちらも見逃せない。

文＝田口裕(エンターバンク)

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