スポーツアンカー・近藤祐司トム・ブレイディの史上最高たる理由を語る!「まさにスポーツ界のロールモデルですね」

史上最高のQB(クォ―ターバック)といわれるNFLの至宝トム・ブレイディ。マイケル・ジョーダンらと並び、アメリカ屈指のスター選手と称される彼のプレーの魅力や偉業について、NFL中継の実況を務めるスポーツアンカーの近藤祐司さんに語ってもらった。

スポーツアンカーの近藤祐司
スポーツアンカーの近藤祐司

■スーパーボウル7回制覇メジャースポーツの模範生

日本時間9(金)開幕のNFLで注目を集めているのは、タンパベイ・バッカニアーズ所属のQB、トム・ブレイディだ。45歳の大ベテランだが、引退撤回して現役を続行。これまでスーパーボウルに10回出場して7回制覇という前人未到の記録を誇る。そんなブレイディのプレーを、近藤さんは実況として目撃してきた。

「バッカニアーズ移籍1年目にスーパーボウルに勝利したことで、彼の名声がより高まった。どんなスター選手でも、移籍1年目に優勝するのは至難の業だからです。QBはアメフトの花形ポジションですが、パスを投げる能力があるだけではダメ。強いリーダーシップでチームをけん引し、試合の行方を左右する大事な局面で最高のパフォーマンスを披露することが求められる。その点で、ブレイディは歴代最高と称される理想のQBと言えます。しかも彼の場合、36歳を過ぎた頃から明らかにパスの精度が向上している。昨季もパス成績でNFLのトップに入っていますからね」

パス能力に関しては、野球界の名コーチのトム・ハウスに師事したことが大きかったという。動物性たんぱく質を取らないプラントベース・ダイエットに取り組むなど、向上心を失わないでいる。

「スーパーボウルMVPを複数回取ったのは5人だけという中、5度も輝いたのはあり得ない記録。異なるチームで獲得したのはブレイディだけです。しかも長年低迷していたバッカニアーズを優勝させた功績は本当に計り知れません」

アメリカでは、通算優勝回数でマイケル・ジョーダンを上回ったことで、"史上最高のアスリート"との声も高まっている。

「ザ・アメリカンヒーローであり、模範的な市民という存在です。容姿も良く、まさにスポーツ界のロールモデルですね」
 
そんな彼の試合中継を見るなら、どのカードが注目なのか。

「開幕戦のダラス・カウボーイズ戦から目が離せません。ディフェンスが強力でタフな相手です。スーパーボウルでブレイディに破れたパトリック・マホームズ率いるカンザスシティ・チーフス戦も、点の取り合いが予想されます。昨季の覇者である強豪、ロサンゼルス・ラムズとの対戦も必見。新旧QB対決という点では、シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウとの一戦も見逃せないです」

こんどう・ゆうじ●1974年1月21日生まれ、京都府出身。春にプロ野球とMLB、秋はNFL、冬はNBAの中継で実況を務めるスポーツアンカー。野球中継では"イッツ・ゴーンヌ"など、英語のフレーズを絡めた実況で人気を博している。

取材・文=渡辺敏樹

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