日本ハム・近藤健介が「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞!「誕生日に打てて本当に良かったです」

パ・リーグ 北海道日本ハム 近藤健介選手が、8月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

近藤選手は、8月9日札幌ドームで行われた対埼玉西武ライオンズ17回戦、2対3と1点ビハインドで迎えた9回裏、無死一、二塁の場面、右翼席へ逆転サヨナラ3点本塁打を放った。

北海道日本ハムは2回に古川裕選手のプロ初打点となる中前適時打で先制するも、3回以降は追加点を奪えない苦しい展開となる。先発の伊藤投手は埼玉西武打線を4回まで1安打に抑えていたが、5回に2点本塁打を浴び逆転を許してしまう。味方打線が8回裏に同点へ追いついた後、9回のマウンドにもあがった伊藤投手だったが、勝ち越しの適時打を浴びてしまう。

2対3で迎えた9回裏、先頭の代打、杉谷選手が中前安打で出塁すると、続く清宮選手も連続安打で続き、無死一、二塁のチャンスを作る。打席には5番近藤選手。フルカウントからの6球目を強振すると、打球は右翼席へ一直線。この日29歳を迎えた自身の誕生日を祝うバースデーサヨナラ弾となった。

近藤選手のサヨナラ打は4本目、サヨナラ本塁打はプロ11年目で初となった。スカパー! サヨナラ賞初受賞となる。

自身初のバースデーサヨナラ本塁打がスカパー!サヨナラ賞初受賞となった近藤健介選手
自身初のバースデーサヨナラ本塁打がスカパー!サヨナラ賞初受賞となった近藤健介選手

スポーツニッポン新聞社提供

――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします

「サヨナラ本塁打に縁がないと思っていたので、まさか誕生日に打てたこと、そして賞をいただけたことを嬉しく思います」

――改めて、サヨナラ本塁打を打った時の状況はいかがでしたか?

「拳さん(杉谷拳士)と、清宮(幸太郎)が良い形でつないでくれたので、割り切って三振でもいいやという思いで強く振ったことがホームランにつながったのかなと思います」

――振り返ってみて、あの時の感触などはいかがでしょうか?

「8月ということもあり、試合ではファンの方にハッピーバースデーソングを流してもらったりしていたので、一本打ちたいなと思いで打席に立っていました。
今回のサヨナラ本塁打はプロ一というか、人生一の経験だったので...最高の打球だったかなと思います。」

――ご自身のキャリアでは、50本の本塁打を打っていますが、初のサヨナラ本塁打はどんなものでしょうか?

「サヨナラの場面で回ってきたら、一発打ってやろうって気持ちで打席に立ってはいたものの、なかなか打てずこのまま打てないのかなと思っていたら、誕生日に打てたので本当に良かったです」

――シーズンも残り20試合を切り、そして札幌ドームでの試合も少なくなってきましたが、どんな戦いにしていきたいですか?

「選手が一番楽しんでプレーしていればファンの方も楽しんでいただけると思っているので、足を運んできてくれるファンの皆様や、テレビの前で応援してくれるファンの皆様に最後まで全力でプレーしている姿を届けていきたいなと思います」

スポーツニッポン新聞社提供

――オフの日の過ごし方を教えてください

「子供と一緒に遊ぶことが多いので、公園に行ったり、夏はプールに行ったりして、僕もリラックスしています」

――試合前のルーティーンを教えてください

「必ずしてることはあんまりないんですけど、仮眠ですかね。時間があるホームゲームだけなんですけど、20分くらい仮眠をとってシートロックに向かってます。」

――今回、バースデーサヨナラ本塁打ということで、かなりのインパクトが大きかったと思いますが、今までの野球人生で特に印象に残っているプレーはありますか?

「2015年の誕生日の試合でホームランを打っていて、それが一番に思い浮かびます。今回も含めると、今回のサヨナラ本塁打の方が印象が大きいですね」

――最後に、ファンの皆さんへ向けて一言お願いします

「チームとしては苦しい戦いが続いていますけど、少しでもホームランや、熱いプレーで喜んでいただけるように選手一同プレーしているので、応援していただけると嬉しいです」

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。

文=HOMINIS編集部

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