プロ1年目の大快挙!東京ヤクルト・丸山和郁選手が「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞!

セ・リーグ 東京ヤクルトスワローズ 丸山和郁選手が、9、10月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

丸山選手は、9月25日神宮球場で行われた対横浜DeNA24回戦、0対0で迎えた9回裏、一死二塁の場面で左中間へサヨナラ二塁打を放った。

東京ヤクルトが優勝マジック2として迎えた注目の一戦は、東京ヤクルトの小川投手、横浜DeNAの今永投手の両先発の意地がぶつかる投手戦となった。小川投手が6回を投げ、2安打無失点でマウンドを降りると、今永投手は7回を投げ、3安打11奪三振、無失点と両投手とも気迫の投球を見せた0対0で迎えた9回表、マクガフが3者凡退に抑え流れを引き寄せると、その裏、先頭打者のオスナ選手が内野安打で出塁し、続く中村選手がバントで送り、一死二塁のチャンスを作る。打席には8回途中から右翼についた丸山和選手。1ボールからの2球目を強振すると、打球は左中間を破り、代走の塩見選手が一気にホームイン。自身初となるサヨナラ安打は、チームのリーグ連覇を決定づける一打となった。

丸山和選手のサヨナラ安打はプロ1年目で初。スカパー!サヨナラ賞初受賞となる。

自身初のサヨナラがセ・リーグ優勝を決めたプロ1年目の丸山和郁選手
自身初のサヨナラがセ・リーグ優勝を決めたプロ1年目の丸山和郁選手

スポーツニッポン新聞社提供

――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします

「1年目でこうやって受賞出来たってことは、本当に嬉しく思います。ありがとうございます」

――勝てば優勝という試合でしたが、どんな気持ちで試合に臨まれましたか?

「いつもと変わらない気持ちで焦らず、いつも通りの試合する感じで臨みました」

――丸山選手の出場は、ライトの守備から途中出場でしたが、どんな心境で試合に入っていきましたか?

「急遽って言うところでちょっと慌てたりはしたのですが、守備の状況整理をしてから、上手く試合に入りこんで行けたので良かったと思います」

――0対0で9回裏、1死2塁打席が回ってきましたが、どんな気持ちで打席に入ったか教えてください

「打てばヒーローとは思わなかったですけど、なんとか食らいついて事を起こそうということだけを考えて打席に入りました」

――左中間を抜けた時は、どんな気持ちでした?

「実感が沸かないって言うか、本当にサヨナラで勝ったのかな?これで優勝なのかな?って言う思いは一番ありました」

――今シーズンは3月の練習試合でケガをしてしまうところから始まりましたが、ブリーダーシーズン(1年目)を終わってみて、いかがでしたか?

「まだまだ自分の実力が足りないところばっかりですが、その中で監督に使っていただいてるので、もっとレベルアップをして期待に応えたいです。
チームの勝利に貢献したい思いが常にあるので、これから日にちを重ねるごとに、もっとレベルアップできればいいなと思います」

――CSファイナルステージ、日本シリーズに向けて意気込みをお聞かせください

「一戦必勝で頑張ります!」

スポーツニッポン新聞社提供

――チームメイトで1日だけ他の選手に入れ替われるなら誰ですか?

「村上(宗隆)選手です。宗には、宗なりのプレッシャーがあると思うんですけど、それを抜きにして、あそこまで野球が上手だったら毎日楽しいだろうなっていうのが一番です」

――村上選手からアドバイスとかいただいたりしますか?

「試合の中で、『ピッチャーは~~だから、こんな感じで打っていきな』みたいなのはたまにあって、プライベートでもちょっと話したりとかします」

――一番お世話になっている先輩を教えてください

「誰だろ...最近、よくしゃべるのは、(山崎)晃大朗さんとか塩見(泰隆)さんなんですけど。お世話になってるのも...その2人かなと思います。ファームいる時は、グッチさん(坂口智隆選手)にずっとバッティングアドバイスを聞いていて、グッチさんにもとてもお世話になりました!」

――今年、プロ1年目のシーズンだったと思いますが、学生とプロで一番苦労したギャップを教えてください

「ピッチャーの球の速さとキレと変化球の精度っていうのが一番苦労してます」

――具体的にどのピッチャーにプロっていうのを感じましたか?

「全員です」

――最後に、ファンの皆さんへ向けて一言お願いします

「いつも試合終了まで応援していただき、ありがとうございます。本当にファンの皆さんの力が、こうやってサヨナラって言う結果になったと思います。日本シリーズまで突き進んで行きたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。

文=HOMINIS編集部

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