堀口恭司が「格闘技」と「釣り」の今後のビジョンを語る

――釣りと格闘技に共通点などはありますか？

「あります。釣りは『どうやったら釣れるんだろう』って考えるし、格闘技も『どうやったら相手にパンチが入るんだろう』って考える。物事は全部そうですけど、どちらも『考えて、どうやって結果を出すか』ということなので、すごく似ているなって思っています」

――本職の格闘技も趣味の釣りも、どちらも"勝負"することが醍醐味ですが、常に勝負をするというのは疲れたりしませんか？

「楽しいんですよね。楽しい時って疲れないじゃないですか？その感覚です。ずーっと楽しいこと、好きなことをやっているという感じ。リング上でも『自分のパフォーマンスがちゃんとできているな』とか考えて楽しんでいます」

――釣り以外の趣味は？

「昔から外で遊ぶのが好きなので、最近だとキャンプだったりバイクだったりとか。あと、最近オフロードができる車を買ったので、それを使ってアウトドアな趣味をやっていきたいなって思っています」

――逆に癒やされる瞬間はどんな時ですか？

「ロイっていうピット・ブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)の犬を飼っているんですけど、その犬がすごくかわいくて！いつも寄り添って寝ているんですけど、それが"癒やし"です。もう子供みたいな感じで...。(話していたら)ちょっと早くアメリカに帰りたいですね(笑)」

――釣りと格闘技、それぞれの今後の展望や目標を教えてください。

「自分は趣味を仕事にしたい人なので、格闘技もそうですけど、釣りを仕事にしたいなって思っています。例えばですけど、自分のブランドを持ってみたいし、もっと釣り番組とかに出てプロっぽい活動もしてみたい。まだ思っているだけですけどね(笑)。格闘技の方は、RIZINとかのフライ級が盛り上がっていないので、自分が入ることによって盛り上げて、そしてベルトをとりたいですね」

――これまでの堀口さんの行動にはいつも「○○を盛り上げたい」という利他的な思いがあるように感じるのですが、格闘技界に対する思いについて教えてください。

「格闘技って人を寄せ付ける力がすごくあるものだと思っていて、個人的にはサッカーとか野球よりも人気が出るスポーツだと思っているので、これを"常にずっと食べていけるメジャースポーツ"にしたいな、と。あと、自分は結構『自分はどうでもいいや』っていう考えで、親とか周りの人の笑顔が見たいから頑張れるんです。自分のためにやっていると『もういいかな』って思っちゃうんで(笑)」

――最後に視聴者の皆さん、ファンの方々にメッセージをお願いします。

「格闘技をこれからもっともっと盛り上げていきたいと思っていますし、それと同時に釣り業界も『堀口恭司、来たよ！』と盛り上げていきたいので、ぜひ皆さん応援してください！」

文＝原田健

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