オードリーのオールナイトニッポン」15周年記念イベントが東京ドームで開催 星野源サプライズ登場で16万人が熱狂

春日の企画を挟んだ後は、スクリーンに春日の妻・クミさんが登場し、春日がラーメンに味玉トッピングをケチっていることを許せないという主張から「ラーメン味玉トッピング権争奪デスマッチ」が開催。春日が戦う相手はクミさんではなく、クミさんの親友であるフワちゃん。3塁側ベンチから姿を現すと、スマホで自撮りしながらリングへと向かっていく。対して、春日は「春道」と書かれたピンクのジャケットを着て豪快に登場。実況は飯田浩司アナ、解説は佐藤満春とクミさん、リングアナは田中ケロという豪華な出演陣が担当する中で行われたプロレスの結果は、序盤こそフワちゃんが攻めていたものの、最後は春日が巻き返した。気を良くした春日が「ラーメンに味玉つけてあげてもいいかなと思うんですけど、どうですかお客さん?」と呼びかけ、鬼そば藤谷で使える味玉トッピング無料券が会場中に飛び交うという嬉しいサプライズも。

続いては若林がDJを披露するコーナーへ。「諸悪の根源パラダイス」「性欲変態野郎」といった番組の名言をおなじみの「ビタースウィートサンバ」に乗せて紹介すると、「Orange」のDJプレイではサプライズゲストとして星野源が登場し、会場からは大きな声援が上がる中、2人で「Orange」を熱唱した。星野は本来、東京ドーム公演に来られない予定だったが、絶対に動かせないと思っていた仕事が無くなった結果、出演が叶ったそう。若林は「今日は歌っていただいてトークもしていただいて、ありがとうございます!」と語ると、星野が「この2人といえば、もう1曲あるんですよね?みなさん、立ちませんか?」と切り出し、「Pop Virus」を披露。なんとMC.wakaのラップは東京ドームバージョンとなっており、東京ドームへの思いを乗せてパフォーマンス。会場はスマホのライトが光り輝き、幻想的な空間となっていた。

左から、オードリー若林正恭、星野源
左から、オードリー若林正恭、星野源

「死んでもやめんじゃねーぞ」のコーナーが終わると、そのままエンディングトークを迎え、ラジオブースを模したトロッコでドームを回る演出も。一度はけた後に再びオードリーが登場し、漫才を披露。約3時間半にもわたるオードリーのショウは幕を閉じた。

最後には春日が「ありがとね、協力してくれたみなさんもそうだけど、来てくれてありがとね」と感慨深げに語ると、若林も「こうやって集まって、みなさんのおかげで舞台を作ってくれましたから。言葉が見つからないくらい、そういう気持ちで溢れています。何年後か分からないけど、お互いトゥースだったらまたやろうよ」と決意を明かした。

取材・文=川崎龍也

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イベント情報

「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」
日時:2024年2月18日(日)

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