宮脇咲良宮崎美穂イ・チェヨンら「PRODUCE 48」最終回へ20名が進出!「絶対に諦めたくない」

「PRODUCE 48」#11より宮脇咲良(左)、矢吹奈子(右)
「PRODUCE 48」#11より宮脇咲良(左)、矢吹奈子(右)

国民が直接アイドルデビューメンバーを選抜する韓国の「PRODUCE 101」システムと、秋元康がプロデュースを手がける"会いに行けるアイドル"「AKB48」システムが結合されたプロジェクトプログラム「PRODUCE 48」。6月に放送が始まり、大きな話題となっているこの番組も8月31日(金)でついに最終回を迎える。AKB48グループの人気メンバー39人を含めた日韓両国の練習生96人が、ダンスや歌などの審査を経て、現在20人が生き残っている。

8月24日に放送された第11回の内容は、3回目の順位発表式。30人から20人に絞られることとなった。司会進行と順位発表を行う、国民プロデューサー代表のイ・スンギが登場し、この2週間の累積投票数が656万5,360票だと伝えると、その数の多さと反響の大きさに練習生たちは口をあんぐりと開けて驚いていた。
1位から20位までが生存、21位以下は脱落。次回の最終回ではデビューメンバー12人が選ばれることとなるが、その前段階として今回の順位は大きな指針となる。今回の発表順は、19位から1位までを発表し、最後に20位を発表するということで、1位はもちろんだが最後の1枠(20位)が誰なのかも注目ポイント。放送が始まった時点では、韓国の練習生たちが順位の上位の多くを占めていたが、途中から混戦状態になり、少しの票数で順位の明暗を分けるくらい実力と人気も伯仲している。

最初に呼ばれたのはキム・チェウォン。19位ということでデビューメンバーとなる12人の枠にはまだ遠いが、名前が呼ばれ、ホッとした様子も見えた。18位も韓国練習生のチョ・ユリ。順位の発表では、例えば、19位の時には「誰にも引けを取らない歌唱力」とイ・スンギがコメントするので、練習生たちは「○○ちゃんじゃない?」など、予想している姿も映されている。
17位、ここで名前が呼ばれたのがAKB48の高橋朱里。ポジション評価バトルでラッパーポジションを務め、完璧な韓国語を披露したことも高く評価された。「ステージにこうやって立たせていただくたびに、絶対に諦めたくないという気持ちがどんどん強くなっていきました。今もまだ諦めていません!」と力強く心境を告白。
その後は16位にチェ・イェナ、15位にキム・ミンジュ、14位にアン・ユジン、13位にハン・チョウォンと、韓国練習生の名が次々と呼ばれていく。しかし、チェ・イェナやアン・ユジンはもともと順位が高かった練習生だけに、順位の変動の大きさやそこに波乱が含まれていることに動揺も隠せない様子がうかがえた。

続いて、デビューメンバーに一番近い存在となる12名が発表。12位はクォン・ウンビ。そして11位に本田仁美(AKB48)が入った。「私の頬には夢と希望でいっぱいです。最後まで夢と希望を持ち続けて頑張ります」と意気込みを語った。10位には順位を一気に上げてきた下尾みう(AKB48)。「私は韓国が大好きです。デビューしたいです!」と気持ちをストレートに表現していたが、ダークホース的な存在として、注目度も高まっている。
9位で名前が呼ばれたのはHKT48の矢吹奈子。6月の選抜総選挙で9位にランクインするなど、日本での人気も定着してきているが、「PRODUCE48」に参加したことで、その歌唱力の高さや表現力の豊かさで、韓国でも人気に火がつき、SNSなどのフォロワーが急増。「身長が低いことが不安」とコメントしていたが、イ・スンギは「それも魅力だし、不安なら高いヒールを履けば大丈夫」と優しくフォロー。 
8位はNMB48のエース、白間美瑠。「8位という、こんな素敵な順位に自分が呼ばれるとは思っていなかったので、とってもビックリしています。デビュー圏内のイスがどんな座り心地なのか気になっていたので、早く座りたいです!とってもハッピーハッピーです!」と笑顔でうれしさを伝えていた。チャン・ウォニョンが7位。前回の第2回順位発表式で1位だったが、順位を下げてしまうという波乱がここにも。
逆の波乱といえば、6位の竹内美宥(AKB48)。前回30位で、ギリギリ生き残ったという感じだったが、大きくジャンプアップ。「国民プロデューサーのおかげで、今、こうして舞台に立つことができました」と驚きと喜びが溢れていた。 

「PRODUCE 48」#11よりイ・チェヨン

5位のイ・カウンは第1回順位発表式で1位になった練習生。第2回では8位と順位を下げたが、また盛り返し5位に浮上。4位のカン・へウォンは「まだまだ実力不足なのにもかかわらず、今まで舞台に立てただけでも感謝なのに、もう一度チャンスをいただいた国民プロデューサーの皆さんに感謝です!」と、3位のイ・チェヨンは「10位までに名前が呼ばれなかったので心の準備をしていたんですが、(3位という)自分の順位で一番の順位をいただきました。信じられません!」と興奮ぎみにコメント。
ドラマティックな波乱を見せてくれたのは、AKB48の宮崎美穂。前回の27位から2位へ。「もう叶わない夢なんじゃないかなって諦めたこともあったんですけど、韓国デビューしたい一心で今まで頑張ってきました」と涙ながらに語った。
1位となったのはHKT48の宮脇咲良。「国民プロデューサーのおかげで、ここに立つことが」と韓国語で話し始め、「すみません」と言ってカンペを取り出した。ほかの練習生たちにも笑顔が生まれ、場が和んだところで、「ここに立つことができました。国民プロデューサーの皆さんの心に桜を咲かせます」と、この結果に自信を見せていた。そして最後に呼ばれた運命の20位は、パク・ヘユンだった。

「PRODUCE 48」#12予告より

いよいよデビュー12名が決まる最終回(第12回)は、8月31日(金)20:00からスカチャン1とMnetで日韓同時生放送。最後にどんなドラマが待っているのか、その目で見届けてほしい。

文=田中隆信

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放送情報

PRODUCE48 最終回(#12)
放送日時:2018年8月31日(金)20:00~(日韓同時生放送)
チャンネル:スカチャン1、Mnet
※スカチャン1は、現在BSスカパー!をご視聴いただけるお客様は無料でご視聴いただけます。
(BSスカパー!では同日22:00~放送)


※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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