橋本奈々未の卒業と3期生の加入 一時代の終わりと始まりを感じる「乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE」

2011年8月に結成された乃木坂46。翌2012年2月22日にシングル「ぐるぐるカーテン」でデビューしたが、このデビュー日「2月22日」はグループにとってもファンにとっても大切な記念日になっている。デビュー1周年となる2013年2月22日には幕張メッセイベントホールで、2014年2月22日には横浜アリーナ、そして2015年2月22日には西武ドーム(現メットライフドーム)で「BIRTHDAY LIVE」を開催。BIRTHDAY LIVEはシングルのカップリング曲などを含めた全曲を披露しているため、3回目の2015年は約8時間に及ぶ公演となった。2016年は2月に開催できず、曲数も多くなったため、8月28日から30日の3日間に渡って開催された。

そして2017年2月、デビュー5周年を記念する「乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE」はさいたまスーパーアリーナで開催された。前年に引き続き3日間での開催で、初日の2月20日は「橋本奈々未卒業コンサート」として行われたこともあり、バースデーライブ恒例だった"リリース順に披露"というセットリストではなくなった。

初日は橋本奈々未がセンターを務めた唯一のシングル「サヨナラの意味」でスタート。この日のセットリストは、各シングルから1曲ずつをセレクトした内容になっており、シングル表題曲だけでなく、アンダー曲なども盛り込まれ、橋本のグループへの愛を感じる公演となった。「皆さんが帰った後も心にこびりついて離れないライブにしたい」とMCで言っていた通り、この日の光景はファンの記憶に深く刻まれている。

2日目と3日目の大きな見どころの1つとなっているのは、3期生の存在だ。舞台「3人のプリンシパル」などを経験した3期生が、初めて先輩である1期生・2期生と同じライブに参加した記念すべき公演となった。

2日目は、「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」「狼に口笛を」「左胸の勇気」といったアンダー楽曲からスタート。こういった始まり方はBIRTHDAY LIVEとしてはとても新鮮だ。選抜メンバーによるシングル表題曲「裸足でSummer」「走れ!Bicycle」などではさらに会場が熱くなった。中盤、3期生による「人はなぜ走るのか?」「強がる蕾」「羽根の記憶」が披露され、そのフレッシュな歌声とパフォーマンスに乃木坂46の新しい風を感じさせてくれた。現在は4期生も加わり、3期生のメンバーたちも先輩としての自覚が芽生え、個々の個性を伸ばしているが、この映像を観ると、彼女たちの初心に触れられるような気がする。他にも、ピアノの弾き語りで披露した生田絵梨花のソロ曲「あなたのために弾きたい」をはじめ、白石麻衣の「オフショアガール」、西野七瀬の「ひとりよがり」「ごめんね ずっと...」といったソロ楽曲が聴けるのも見どころと言える。

3日目は前日とは異なり、「太陽ノック」「おいでシャンプー」「今、話したい誰かがいる」といったシングル曲でスタート。中田花奈のセンター楽曲「春のメロディー」、齋藤飛鳥がセンターを務める「扇風機」などで会場を盛り上げて行く。この日も中盤に3期生が登場し、深川麻衣の卒業シングルだった「ハルジオンが咲く頃」や「白い雲にのって」、乃木坂46のライブの定番曲「ハウス!」を披露。終盤にはオーケストラとの共演で「何度目の青空か?」「君の名は希望」「きっかけ」を歌い、いつもとは違う世界観を感じさせてくれた。

リリース順での披露ではないが、ここまでの歴史と軌跡をしっかりと見せてくれた「乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE 2017.2.20-22 SAITAMA SUPER ARENA」。この3日間の公演の模様がMUSIC ON! TV(エムオン!)にて2月9日(土)から11日(月・祝)まで3日連続で放送される。2月21日から京セラドーム大阪で4日間に及ぶ「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」(西野七瀬卒業コンサートを含む)が行われるが、その前に5周年のライブもぜひチェックしてもらいたい。

文=田中隆信

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放送情報

全編放送! M-ON! LIVE 乃木坂46
「乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE 2017.2.20-22 SAITAMA SUPER ARENA」
放送日時:<DAY1>2019年2月9日(土)17:30~
     <DAY2>2019年2月10日(日)17:30~
     <DAY3>2019年2月11日(月・祝)17:30~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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