日向坂46が演技の中で魅せるチームワークの良さと高い洞察力

2019年に、けやき坂46からグループ名を改名し、同年3月にリリースしたデビューシングル「キュン」で「女性アーティストの1stシングルによる初週売上枚数」第1位を記録した日向坂46。12月31日には「第70回NHK紅白歌合戦」初出場を果たし、2020年12月には東京ドーム公演を予定しているなど、現在最も勢いに乗っているアイドルグループだ。

そんな彼女たちの魅力の1つが、メンバーたちの仲の良さから生まれる一体感と卓抜した"洞察力"だろう。現在放送中の冠バラエティ番組「日向坂で会いましょう」では、それぞれの個性に加えてMCのオードリー相手にメンバー一丸となって切り返すなど、その魅力を存分に発揮している。

彼女たちのチームワークの良さと"洞察力"が演技に小気味良いリズム感を与え、完成度を高めている作品がドラマ「DASADA」だ。同ドラマは日向坂46初の主演ドラマで、メンバー総出演で紡ぐ学園青春群像劇。7月17日(金)に日テレプラスで一挙放送される。

(C)「DASADA」製作委員会

ある日、私立の女子校に通うゆりあ(小坂菜緒)の実家「佐田洋裁店」に借金の取り立てが来る。ゆりあは両親が大切にしている店を取られまいと、半年で1000万円を返済するという約束をしてしまう。お金を稼ぐために思案に暮れるゆりあは、同じクラスの沙織(渡邉美穂)の洋服のデザイン画を見つけ、「一緒にブランドを作ろう」と持ち掛ける、というストーリー。

(C)「DASADA」製作委員会

容姿は完璧だがどこかズレていて超ポジティブといったゆりあをはじめ、メンバーそれぞれが個性豊かなキャラクターを演じ、笑いあり、涙あり、かわいらしさ満点という多くの魅力が詰まった作品なのだが、そんな中で彼女たちによる丁々発止のせりふの掛け合いが見どころだ。

ゆりあらがブランドを立ち上げ、次々と巻き起こる苦難を乗り越えながら、1人また1人と仲間を増やして前進していくという本筋の中、多くの場面にコミカルな要素がちりばめられており、それらシーンの中で交わされる会話がリズミカルで思わずクスッとさせられる。時に1拍の間を取り、時に食い気味に次のせりふを発するなど、持ち前の"洞察力"を発揮したやり取りは、メンバー同士の確たる信頼感によって成されていることが感じられ、チームワークの良さが表れている。

(C)「DASADA」製作委員会

(C)「DASADA」製作委員会

それはコミカルなシーンだけにとどまらず、作品全体に良い影響を与えている。メンバーが総出演しているため、各々の演技の実力には当然差がある。だが、チームワークの良さでそれぞれがカバーし合うことで作品の完成度が高められており、ラストまで目の離せない青春群像劇を作り上げている。

ステージ上でパフォーマンスする姿やバラエティ番組で笑いを取る姿とはひと味違った、彼女たちのチームワークの良さや互いの信頼、仲の良さを演技の中で感じ、日向坂46ならではの魅力を見つけてみてほしい。

(C)「DASADA」製作委員会

文=原田健

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放送情報

DASADA
放送日時:2020年7月17日(金)21:00~
チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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