フィロソフィーのダンスの武器は「笑っちゃう決め顔」と「野獣感」!

写真:林晋介

――対バン相手のグループには負けないところは?

佐藤「ライブ中の表情で爆笑させられるのはフィロソフィーのダンスだけだと思います! カッコいいとかかわいい表情はどのアイドルさんもできると思うんですけど、『これ、笑っちゃうね』っていうのは私たちだけだと思うので。そのコミカルさでは、勝ってるんじゃないかなと」

奥津「今日もあったよ(笑)。3曲目にやらせていただいた『エポケー・チャンス』の1番最後に振り向いて(ポーズを)決めるところのあんちゃんはすっごくいい顔してた」

佐藤「(カメラに)抜かれると思ってなくて...(赤面)。やり過ぎて面白くなっちゃうんだよね」

日向「あと、負けないところは"野獣感"ですね。かわいいけど強いみたいな...」

他メンバー「自分で言っちゃってる...(笑)」

日向「自分で言っておかないと!(笑) ラスアイさんとは違った、ライオンを見て感じるかわいさみたいな」

奥津「(日向)ハルちゃんのお薦めの"野獣感"は、最近発売した『フォーカス』という曲の歌い出しで『私、自由になるわ』という強いフレーズをアカペラで歌う部分があるんですけど、そこは"フィロのス"でしか出せない強さがあると思うので、見逃し配信で何度も見てほしいところですね!」

十束「全部に濁点を付けるのってハルちゃんくらいだよね」

奥津「そうそう!『わ゛・た゛・し゛・じ・ゆ゛・う゛・に゛・な゛・る゛・わ゛ー』って(笑)」

十束「負けないところは、濁点の多さ」

日向「負けないです!(笑)」

写真:林晋介

――GWの祝日で「憲法記念日」がありますが、フィロソフィーのダンスの独自のルールを教えてください。

十束「別に決めているわけではないんですけど、よくみんなで褒め合っていますね。互いを褒め合って、鼓舞し合っています。あとは、"アイドルらしく"というよりも、よく笑って、よく食べて、人間らしくいること。生きるよろこびみたいなものを体現していけたらいいなと思っている団体なので」

他メンバー「めっちゃ怪しい団体じゃん!(笑)」

十束「メンバー同士は最低限の気遣いはしますが、気を使い過ぎてもうまくいかないことも出てくるので、いい意味で家族みたいな感じで一緒に過ごしています」

日向「この4人は出会うべくして出会った4人だと思っていて、どんなに高い壁にぶち当たってもこの4人だから続けてこられたと思います。メンバーの結束がなかったら、もっと早い時点で辞めたいと思っていたかもしれないですし」

――GWの「こどもの日」に掛けて、グループの中で1番子供っぽいメンバーは?

日向(黙って挙手)

奥津「クソガキって呼ばれるくらいの子供がいます(笑)」

日向「『クレヨンしんちゃん』くらいのレベルが楽しいです。『おしりブリブリ~』とか(笑)」

十束「でも、こう見えてハルちゃん真面目なんですよ!」

日向「今から取り返せる??」

十束「ライブ前とか一人で歌やダンスの練習をしに行ったりしているんです。だから、その反動で(子供っぽい部分が)出ちゃってるのかと思って、最近心配になってきちゃって止められないんですよ」

他メンバー(爆笑)

写真:林晋介

文=原田健

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