HKT48・運上弘菜矢吹奈子のラブシーンにドキッ!

――撮影中の思い出を教えてください

矢吹「撮影が12月で本当に寒くて、ひたすら着込んで本番ギリギリまでカイロを握って撮影していました。みんなでストーブの前に集まって乗り切ったのは今思えばいい思い出です。あと、ホテルのシーンで、ロビーで待機していたら、高橋克実さんがずっと博多弁の練習をされていて、役に真摯に向き合う姿を見て尊敬しました」

運上「寒い体育館の中で長時間かかる撮影中に、私の衣装が薄着なことに富田(靖子)さんが気付いてくださったみたいで、スタッフさんからカイロをもらって渡してくださったんです!すごく周りにも気を使ってくださって、本当に温かい方だなって思いました。一方で、朝メイク室でメイクをしていたら、高橋さんが『歯磨きしてたら、歯磨き粉こぼしちゃったよ~。誰か拭きとって~』っておっしゃっていて、すごくチャーミングな一面も見られてほっこりしました」

――お互いの演技を見た感想は?

矢吹「中国人という役なのに違和感が全然なかったので、すごいなって思いました。ただ、(韓国での活動の経験から言えば)日本語のイントネーションがきれい過ぎましたね(笑)。でも、当日急に言われてやり切れているのは、すごい対応力だなと」

運上「(矢吹は)もう女優でした!完成した映像を観てもそう思ったし、撮影現場でも現場慣れしていてカッコいいんですよ。アクションシーンもちゃんと決めていて、カットがかかるとすぐに笑顔で共演者の方とお話されていて、『奈子さんってすごいな』って思いました」

――共に年上の男性に惹かれている役柄でもありますが、お2人にとって年上の男性に対する印象は?

矢吹「小6からHKT48に入って今まで年上のメンバーに囲まれてきたので、年上の方との方がコミュニケーションを取りやすいかもしれないです。でも、前のドラマの現場では同年代とも仲良くなれたから、年代はあまり関係ないかもしれません (笑)。ただ、韓国では1つでも年上の方には絶対敬語を使わなければいけないという文化だったので、日本はそこまで厳しくはないし、あまり関係ないかなぁ。ただ、年上の方はやっぱり尊敬する部分がたくさん見えてくるだろうなというのはありますね」

運上「ファンの方も年上の方が多いので、年上ということに違和感などは持たないです。落ち着いているし、頼りになる部分も多いと思いますし。逆に、年上の女性の方が緊張しちゃうかもしれないです」

――最後にファンの方、映画を観賞される皆さんにメッセージをお願いします!

矢吹「この作品は、自分の生まれた場所を愛する人たちの優しさだったり、家族の絆とか人との繋がりの大切さを改めて思い出させてくれる、心が温まる作品になっているので、たくさんの方に観ていただけたらと思います!」

運上「きっと地元を思い出しながら観る方もいらっしゃると思いますし、観終わった後に心がほっとするような作品になっていると思うので、ぜひ劇場でご覧ください!」

取材・文=原田健 撮影=中川容邦
ヘアメイク=水野花菜 スタイリスト=渕上陽子
衣装協力:95jieun(矢吹奈子)、FURFUR(運上弘菜)

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放送情報

映画『向田理髪店』
10月14日(金)全国公開
※10月7日(金)に福岡、熊本先行公開

映画公式サイト:https://mukouda.com/

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