視聴者の期待が特に高まった「少年時代」のコメディでは七三分けで登場し、表情筋を駆使するかのようなコミカルな姿を披露。カッコよくキレキレに踊っていたところから次第に"壊れていく"ダンス、個性豊かなキャラクターたちと絡むハイテンションな"表現力"は、まさに演技派の本領発揮といったところで、シワンのギャップあふれる魅力に改めて驚かされるはずだ。

イム・シワン以降のホストも豪華な面々がズラリ。「#5」には日本でも人気の高いラブコメ「彼女はキレイだった」や近年の「7人の脱出」シリーズでの悪女役も評判となったファン・ジョンウム、「#7」には「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で人気を爆発させたカン・テオ、さらに最終話の「#10」には「ペントハウス」シリーズでの変貌ぶりで注目を浴びたイ・ジアが登場する。

過去に演じた作品のキャラクターとは異なる振り切った姿が楽しめる「SNL KOREA シーズン5」。飾らないトークはもちろん、シワンらのコミカルに振り切ったホストたちの変幻自在の演技力にも脱帽だ。

文＝川倉由起子