また、"俳優ソン・ヘギョ"の印象を大きく変えた「ザ・グローリー ～輝かしき復讐～」についてのトークでは、「この作品と出会うまで、自分の演技を退屈に感じていた」と、意外にも思える悩みを告白。「40代になって『顔で勝負できる年齢ではない』という心構えで臨んだ。難しい演技だったが、早く次の撮影にまた行きたいと思うほど楽しかった」と役者としての大きな転機となったことを明かした。

笑顔あふれる自然体なトークでかつての成功とその裏で抱いていた葛藤を赤裸々に語ったヘギョ。自分の"これまで"を振り返ると同時に"これから"をしっかりと見据える真摯な眼差しからは、彼女のさらなる活躍を予感させた。

文＝HOMINIS編集部