
(C) 2024, Mystery Pictures, ALL RIGHTS RESERVED
また、死の瞬間のヴィジョンを見てしまう能力に対する苦しみから、そのことを誰からも信じてもらえない悲しみ、さらには「ジュヌこそが犯人なのでは?」と観客を惑わすようなふとした瞬間の闇まで、多岐にわたる感情を目の動きや表情で表現。角度によって見え方が異なり、「正体は?」「目的は?」と興味をそそる人物像を、派手さこそないものの丁寧に演じ、物語の緊迫感とミステリー、ドラマ性を見事に深めている。

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イ・ユンソク監督も「作品にかけるジェヒョンさんの情熱にも感動を覚えた。台本読みの後も、本人の中で消化できない疑問や意見を絶えず投げかけながらジュヌと自分との距離を縮めていった」と絶賛。俳優デビュー作となったドラマ「Dear.M」(2022年)以降も、しっかりとした準備と努力、さらにアーティストとして培った表現力を活かし、独特の人物を見事に演じ切った。
ここ最近は個人で演技の活動を行うメンバーも増えているNCT。「6時間後に君は死ぬ」を見れば、俳優としての活躍に期待したくなるような新たな可能性を見出せるはずだ。
文=HOMINIS編集部
<映画情報>
「6時間後に君は死ぬ」
2025年5月16日(金)より全国公開中
配給:クロックワークス
詳しくは
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