強烈な色気を放つ「埋もれた心」とは一変...パク・ヒョンシク本来の素顔や、ZE:Aメンバーとの変わらぬ絆が垣間見えた貴重なエピソードトーク
韓流・海外スター

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芸能界入りのきっかけは、中学生の時に前の事務所にスカウトされ練習生になったこと。他の練習生がオーディション選考だったのに対し、自分だけがスカウトだったために周囲と打ち解けられずにいた辛い過去にも触れながら、「練習生生活とはそういうものだと思っていました。互いに対立したり、競争したり...結局は実力だと思って、一人で練習していました」と淡々と振り返った。

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そんなヒョンシクの孤独な心を救ったのが、事務所移籍後に出会ったZE:Aのメンバーたちだった。「ごはんも食べずに部屋で練習をしていたら、『一人で何してるんだ?ご飯を食べよう』と連れ出してくれた」と語る表情には、メンバーへの愛情が滲む。
"1台のワゴン車とトイレ1つを9人で共用していた"など、グループ活動当時の苦労話も飛び出し、「メインボーカルだったのにデビュー曲のソロパートが5秒しかなかった」とユーモラスに語る場面も。そのポジションについても、「ほとんど意味はなくて。適当につけられただけです」と茶化しながらも、ZE:Aの代表曲「後遺症(Aftermath)」を歌い上げ、"メボ(メインボーカル)"の実力を見せつけていたヒョンシク。バラード向きの甘い声色には、思わずジェソクも「声に、もの悲しい響きがあるね」と聞き惚れていた。

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さらに、同じく俳優として活躍しているイム・シワンら、ZE:Aのメンバーたちについて話していると、「グァンヒさんの話をしないわけにはいかない」と切り出したジェソクの一言をきっかけに、ヒョンシクの"兄貴分"であるファン・グァンヒのボイスレターが流れるというサプライズも。グループ活動こそ休止状態だが、解散はせず、今も交流しているメンバー同士ならではの特別な絆が垣間見えた。

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ZE:A時代の貴重なエピソードを赤裸々に語る一方で、演技について本格的に学んだことがないと明かし、「コツはよく分かりません。他の人が3時間練習するなら、僕は6時間練習して...」と、演技の現場で食らいついていった過去にも言及したヒョンシク。「埋もれた心」のドンジュ役を通して、これまでの"貴公子"のイメージを一変させたタイミングだけに、役を離れた等身大の明るく率直な素顔がより印象に残った。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
ユ・クイズ ON THE BLOCK #287(パク・ヒョンシク)
放送日時:2025年6月4日(水)22:00~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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