そんなTWICEが築いた10周年を遥かに上回る、20周年という節目でファンを沸かせているのが、"アジアNo.1マルチエンタテインメントグループ"として存在感を放つSUPER JUNIORだ。

"歴代級"とされる様々な20周年記念プロジェクトを敢行し、2008年より継続させてきた"SUPER SHOW"の最新公演も間近に控える中、14thアルバム「Super Junior 25」を7月8日に発売。2005年のデビューアルバム(「Super Junior 05」)に連なるタイトル名からも分かる通り、20周年を祝う特別な1枚ということもあってか、自己最高の初動売上を叩き出し、大きな反響を呼んでいる。

フルメンバーで披露したタイトル曲「Express Mode」では、グループの"顔"ともいうべきセンターのSIWON(シウォン)の歌い出しを皮切りに、中毒性の高い楽曲を引き立てるボーカルラインの"K.R.Y."ことKYUHYUN(キュヒョン)、RYEOWOOK(リョウク)、YESUNG(イェソン)の抜群の歌唱力、そして"D&E"ことDONGHAE(ドンヘ)＆EUNHYUK(ウニョク)が牽引する躍動感あふれるダンス...と、圧巻のステージングを展開。

一体感あふれるステージを締めくくる"エンディング妖精"では、満面の笑みを浮かべるウニョクを背後で、メンバーが見切れて笑いを誘うなど、エンターテイナーぶりを発揮したメンバーたち。

中でも、ファンを喜ばせたのが、事故の後遺症から近年はワンポイントでの登場が多かったHEECHUL(ヒチョル)のフルパフォーマンス。曲中盤には、同じ1983年生まれであるLEETEUK(イトゥク)との2ショットも飛び出し、"83line"の絆に大きな歓声が上がっていた。

このメモリアルな2組のカムバックの一方で、「#1256」のもう1つの見せ場になっていたのが、スペシャルMCとして登場したILLITのWONHEE(ウォンヒ)。レギュラーMCを務めているMINJU(ミンジュ)との可愛らしい2ショットでもファンを楽しませ、グループとしても3rdミニアルバム「bomb」に収録された「jellyous」をパフォーマンス。ハイテンポなダンスナンバーで、"第5世代"ならではのフレッシュかつチャーミングな魅力を振りまいていた。

文＝HOMINIS編集部