
――約2年ぶりとなる日本公演を、ワールドツアーの一環として迎える今の心境を教えてください
「日本は、いつも僕にとって特別な思い出がたくさんある場所です。久しぶりにまたステージに立てることに大きなときめきを感じる一方で、少し緊張もしています。
これまでの変化や時間をすべて抱えて再会するような感覚で、ただの公演というよりも、変わった今の自分をお見せすると同時に、きちんと近況を伝えに行く、そんな気持ちに近いです」
――今回はSHIBUYA DIVEでPART1・PART2の2部構成公演となりますが、それぞれどのような世界観やムードの違いを見せたいと考えていますか?
「同じ公演ではありますが、PART1は比較的、自分の内面を見つめる時間だと思っています。自分の考えを共有する時間に近く、PART2ではその感情を抱えたまま外へ出て、人々と一緒に呼吸し、解き放つエネルギーに集中したいです」

――セットリストや演出を考えるうえで、「FREE KINO」というコンセプトをどのようにステージに落とし込みましたか?
「決まった流れに沿うというより、感情が自然に動くような構成を意識しました。『こうしなければならない』という型にはめるのではなく、その日の空気や観客の反応に応じて、柔軟に流れていける余白を残しています。
それは、ステージの上でも自分自身を縛らないための選択だったと思います。そして、みんなが声を上げながら同じ"自由"を感じられるように、いくつかの仕掛けも散りばめています」
――2023年に自身の1人企画会社NAKEDを設立され、表現や制作の自由度も大きく広がったと思いますが、その変化は今回のツアーにどのように反映されていますか?
「すべての過程を自分で直接背負うようになって、選択一つひとつの重みも大きくなりました。でもその分、より正直でいられた気がします。小さなディテール一つに対しても『なぜ必要なのか』を自分自身に問い続け、その問いが今回のツアー全体に自然と染み込んでいると思います。
音楽や一つひとつの動きにも、僕自身が感じてきた重みを乗せましたし、より自由になった音楽のパートでは、その自由さを表現できるアレンジやパフォーマンスをお見せする予定です」




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