若き日のイ・ビョンホン×ソン・ガンホが魅せる"禁断の絆"...「JSA」で目撃する韓国映画界を代表する名優たちの原点
韓流・海外スター
©myungfilm2000
イ・ビョンホンは近年、ゴールデングローブ賞で主演男優賞を含む3部門にノミネートされ、アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表に選出されたパク・チャヌク監督の最新作「しあわせな選択」(2026年)で、長編映画としては約25年ぶりに同監督とタッグを組んだことでも話題を集めた。
現在の円熟した演技を知るからこそ、「JSA」で見せる若き日の張り詰めた存在感や、みずみずしいエネルギーには新鮮な驚きがある。8月23日(日)のザ・シネマでの放送は、その魅力をあらためて味わえる絶好の機会といえるだろう。
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現在では韓国映画界を代表する存在となったイ・ビョンホンとソン・ガンホだが、「JSA」撮影当時はいずれも30歳前後。本作は、それぞれの俳優としての評価を大きく押し上げた代表作の1本となった。
南北共同警備区域(JSA)で発生した銃撃事件をきっかけに、その裏に隠された真実が少しずつ明らかになっていく――。韓国兵イ・スヒョクを演じたイ・ビョンホンは、軍人としての使命と国境を越えて育まれた友情との狭間で揺れ動く心情を、抑制の利いた表情や繊細な視線の変化で丁寧に表現している。事件後に心に深い傷を負った男の苦悩や、誰にも打ち明かせない秘密を抱え続ける苦悩を、わずかな息遣いや沈黙までも生かした演技で表現する姿は圧巻だ。感情を大きく爆発させるのではなく、静かな芝居で内面を浮かび上がらせる表現力は、この頃からすでに際立っている。











