「宮」ファンこそ必見!大人の色気と円熟味を増したチュ・ジフンの"最新形"

注目の映画やドラマに次々と出演し、いま韓国で最も忙しいと言っても過言ではないチュ・ジフン。この夏開催されるアジア4都市でのファンミーティングのチケットも入手困難になるなど、絶大な人気を誇っている。そんな彼の主演ドラマ「アイテム(原題)」が、DATVにて7月21日(日)から日本初放送される。なぜ彼がここまで引っ張りだこの俳優なのか、その魅力を振り返ってみたい。

「アイテム(原題)」

(C)2019MBC

187cmの恵まれた体格を活かし、元々はモデルとしても活躍していたジフン。数々のCMなどに出演し、2005年にドラマ「昔の恋」で俳優デビューを果たすと、すぐに大ブレイクを果たすことになる。

そのきっかけとなった作品が、世界23ヶ国で放送された2006年のドラマ「宮-クン- Love in Palace」だ。"韓国に王室がまだ続いていたら"という設定のもと、平凡な女子高生チェギョン(ユン・ウネ)が皇太子妃として嫁ぐことになるシンデレラスートリーで、ジフンが演じたのは、知性と美貌を併せ持つクールな性格の皇太子イ・シン。愛情のない結婚に興味はなかったシンが、次第にチェギョンに心を開いていく過程は多くの女性ファンを虜に。どこか人を寄せ付けない孤独感を漂わせた皇太子役は、ジフンのまさにハマリ役だった。

「アイテム(原題)」

(C)2019MBC

その翌年には、韓国ドラマ史上もっとも怖く美しいサスペンスと称された「魔王」(2007年)に出演。幼少期に兄を殺された怒りから、弁護士となり事件の関係者へと復讐をしていくスンハを演じ、表向きは有能な弁護士だが、裏の顔は冷徹な殺人犯という人物像になりきったジフン。韓国では"魔王族"と呼ばれる熱狂的なファンが生まれたほどの人気で、彼への評価も確かなものになっていった。

2008年には、日本でもドラマ&アニメ化されたよしながふみの人気漫画を映画化した『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』(2008年)で映画初主演を飾ったジフン。除隊後の映画復帰作として選んだ『私は王である!』(2011年)では、瓜二つの気弱な王子と貧しい青年を1人2役で演じ分け、クールなイメージを拭い去ったコミカルな姿が話題を集めた。

彼のキャリアの中でも近年の活躍は特に目覚ましく、昨年は『神と共に 第一章:罪と罰/第二章:因と縁』『工作 黒金星と呼ばれた男』『暗数殺人』...と韓国で記録的ヒットとなった話題作に立て続けに出演。死者が巡る7つの地獄裁判を描いた『神と共に』では、死者を危機から守る武術に長けた護衛の使者を演じ、ダイナミックなアクションで存在感を発揮した。

また、朝鮮半島のスパイ活動の実態を描いた『工作』では北朝鮮の野心を剥き出しにした軍人を演じ、実在した事件をモチーフにした『暗数殺人』では真偽の入り混じる自白で刑事を翻弄する殺人犯を演じたジフン。どちらも実話ならではの緊迫感とリアリティにあふれた作品で、重厚な存在感を見せつけた彼は、ファンタジー、ドラマ、アクション、スリラー...といったあらゆるジャンルに挑み続け、円熟味と色気を漂わせた姿を世に知らしめてきたのだ。

「アイテム(原題)」

(C)2019MBC

特殊能力を宿す"アイテム"を巡る陰謀を暴く、ファンタジックなミステリードラマ「アイテム(原題)」は、様々なジャンルにシームレスに挑戦してきたジフンにぴったりの作品だ。彼が演じるのは、正義のためなら組織の命令にも背く検事カン・ゴン役。両親を亡くした姪を溺愛し、惜しみない愛情を注ぐ叔父バカな一面もあり、これまであまり見せてこなかった人間臭い演技を披露している。大切な存在を背負い闘う熱血漢のキャラクターは、円熟味が増した今の彼だからこそ出せる貫禄もたっぷりで、「こんなジフンは見たことない!」という新鮮さすら感じられる。

「アイテム エピソード0 〜アンボクシング」

(C)2019MBC

7月14日(日)には「アイテム(原題)」のメイキング映像やインタビューが見られるナビ番組「アイテム エピソード0 ~アンボクシング」も併せて放送される。デビュー間もない「宮-クン- Love in Palace」から早13年――今最もアツい俳優チュ・ジフンの"最新形"を見逃さないでほしい!

文=HOMINIS編集部

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放送情報

アイテム(原題)
放送日時:2019年7月21日(日)23:15~
※毎週(日)23:15~(2話連続)
アイテム エピソード0 〜アンボクシング
放送日時:2019年7月14日(日)23:15~
チャンネル:DATV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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