韓国で最高視聴率47.5%超えを記録したドラマ「黄金の私の人生」(2017年)や「ラブリー・スター・ラブリー」(2018年)、「バベル(原題)」(2019年)などに出演し人気を集める俳優、パク・シフ。涼やかな顔立ち、鋭い目つきで感情を表現する繊細なシフの演技は、韓国のみならず中国や日本でも支持されている。2020年の年明け早々、1月5日(日)には東京・なかのZERO大ホールで「パク・シフ ファンミーティング2020」の開催が決定し、彼の来日を心待ちにするファンも多いに違いない。
「日本が好きでよくプライベートでも訪れる」と語り、撮り下ろしグラビアやプライベート写真が詰まった日本オリジナルマガジン「ENISHI~縁~」を発売するなど、日本と交流が深いシフ。沖縄・石垣島を訪れ、パラセーリングや乗馬を楽しんでいる様子が話題になったことも記憶に新しいが、石川・金沢でも伝統文化に触れ、情緒あふれる庭園を散策するなど日本を満喫したようだ。11月2日(土)にKNTVで放送される「パク・シフ KIZUNA ~KANAZAWA~」では金沢旅行に密着。ドラマや映画の撮影で多忙を極める日々から離れ、歴史と文化と海のグルメが味わえる街・金沢でゆったりとした時間を過ごすシフを捉えた。
シフが降り立ったのは金沢駅。「金沢駅は世界で最も美しい駅のランキングにも入っているそうですね」と、事前の勉強もばっちりの様子だ。次に向かったのは金沢料理が食べられる料亭。ノドグロの刺身をひと口食べ、そのおいしさに「おいしい!うまい!」と日本語で感想が飛び出した。焼き物や天ぷらなどさまざまな料理が楽しめる御膳の中で、特にシフが気に入ったのは、ちりめんじゃこと梅干しのご飯。意外にも渋い食の好みが明らかになるなど、貴重なシーンの連続に引き込まれてしまう。
食後は文化財指定庭園である兼六園を散策。こちらもしっかり予習を済ませていたようで「日本三名園のひとつなんですよね」と、熱心に庭園を見てまわる表情からは、真面目で誠実な性格が伺えた。また、日本庭園に佇むシフの姿はとっても新鮮。韓国時代劇で登場する王宮とは違う趣きがあり、自然と調和した庭園を歩くスタイル抜群のシフは魅力的で絵になっている。庭園の売店では流暢な日本語で「兼六だんご」を注文し、店先で舌鼓を打ち穏やかなひと時を過ごした。
この他にも和菓子「落雁」づくりや金箔貼りなど日本の文化を体験、近江町市場や回転寿司で海鮮を堪能し、ゆっくりと温泉で湯浴み...など、非日常の時間を楽しんだシフ。旅の合間には、俳優を志したきっかけや出演作でのエピソードをたっぷり語る場面も。金沢旅行を通じて、日本の伝統的な文化を楽しむシフの意外な素顔をじっくりと堪能したい。
文=津金美雪
放送情報
パク・シフ KIZUNA ~KANAZAWA~
放送日時:2019年11月2日(土)20:50~
チャンネル:KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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