「太陽を抱く月」(2012年)、「テバク~運命の瞬間(とき)~」(2016年)、「王になった男(原題)」(2019年)...と話題作への出演が相次ぐ人気若手俳優ヨ・ジング。気になる最新作では、女優としても活躍するK-POPアーティスト・IUと共演したファンタジー・ホラー・ロマンス「ホテルデルーナ(原題)」に出演している。
ヨ・ジングが演じるのは、ハーバード大学出身の超エリートであり、ある運命的な事件をきっかけにホテルデルーナの支配人になったク・チャンソン。月のように孤高で美しいが気難しい性格の女社長チャン・マンウォル(IU)と一緒に、ホテルデルーナを運営していくことになるのだが、実は幽霊だけが泊まることのできる特別なホテルだった...。IUをはじめ、P.O(Block B)、ミナ(gugudan)ら、K-POPアーティストらが集結した本作で、ヨ・ジングはどのような表情を見せるのか?その見どころを語ってくれた。
――作品の脚本を読んだ時の第一印象をおしえてください。
「これまでファンタジージャンルはたくさんありましたが、幽霊を迎えるホテルの話は新鮮だったので、どのように展開されるのかとても気になりました。台本を読めば読むほど、個性が強いキャラクターたちや過去から現在までの世界観について魅力が伝わってきたので、私が頑張って撮影すれば、多くの方に愛される作品になると思いました」
――優秀なホテリアーという役どころでしたが、撮影前にどんな準備をされましたか?
「一番気にした部分は、ク・チャンソンは、ホテルのお客さんからスタッフ、チャン・マンウォルに大きな変化を起こす人物というところから、確立した人物像を作ることでした。また、監督や脚本家もチャンソンに淡々とした姿を求めていたので、そういった部分や、海外で長く生活していたスマートなキャラクターだったので、ジェスチャーを研究したり、ホテリアーとしてお客さんへの礼儀や挨拶する際の角度、スーツのスタイルなどの外見も準備しました。そして、直接ホテルの見学はできなかったのですが、関連作品を観たり、周りからのアドバイスを聞きながら準備をしました」
――IUさんとの共演はいかがでしたか?
「本作では、チャン・マンウォルとク・チャンソン、2人のシーンが多かったのですが、前半は2人でケンカばかりしたり、途中からはお互いへの気持ちが深まって、後半には恋人の関係に発展する役なので、前半から監督と脚本家、IUさんと4人でたくさん話し合いをしました。また、撮影に入る前は一緒にリーディングする時間を設けたので、現場でもとても息が合いました」
――「ホテルデル―ナ(原題)」はとても幻想的な世界観のドラマでしたが、ご自身が演じていて特に印象に残っているシーンをおしえてください。
「もちろん僕が出た場面が記憶に残りますね(笑)。個人的は台本に書かれていた、デルーナが建てられる場面やサムドチョンといった空間が、実際はCGによってどのように表現されるのか興味深かったです。夢や想像の中でしか観られないような出来事が、テレビで観られることは新鮮に思いましたね。また、チャン・マンウォルと一緒にトックッ(韓国のお雑煮)を食べるシーンも面白く撮影したので記憶に残っています」
――もし前世があるとしたら、いつの時代にどこで何をしていたと思いますか?
「前世について真剣に考えたことはないんですが、チャンソンがマンウォルの前世を見たように、私の前世も見てみたいなとは思いました。また、せっかくなので高い地位を持った人物だったら嬉しいなと思いました(笑)。時代は朝鮮時代とか高麗時代くらい...?」
――今後の活動計画について教えてください。
「まだ次回作は決まっていませんが、今年は学校に専念しながら、海外のファンたちに会えるファンミーティングも準備しています」
――「ホテルデルーナ(原題)」は、12月よりMnetで日本初放送されます。番組の見どころをお聞かせください。
「まず前半は、豪華なCGやチャン・マンウォルの華やかなファッションで楽しめて、中盤に入ったら、マンウォルの過去を見守るチャンソン、辛い記憶を耐えていくマンウォルの気持ちなど、色んな人物の感情が混ざって表れてきます。後半は、死・転生・運命のようなメッセージを与えて、見る側からも悩んでもらえるような、様々な要素が揃っている作品です。楽しく頑張って撮影したドラマですので、皆さんも楽しくご視聴いただけると思います。ぜひご視聴ください!」
文=HOMINIS編集部
放送情報
ホテルデルーナ(原題)
放送日時:2019年12月20日(金)21:30~
※毎週(金)(土)21:30~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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