少年のあどけなさを脱ぎ捨てたヨ・ジング、時代劇で披露した異例のキスシーンに酔う...

ヨ・ジング(「王になった男」)
ヨ・ジング(「王になった男」)

「愛の不時着」でおなじみのスタジオドラゴンが制作し、12月に最終回までの配信が完了した話題のドラマ「スタートアップ:夢の扉」。その主人公が日々愛用するAIスピーカーの声で特別出演していることが明らかになり、ファンの間で話題となったヨ・ジング。

昨今ではドラマ「絶対彼氏。」(2019年)や「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」(2019年)など現代劇での出演が続いているが、やっぱり「ジングの時代劇をもう一度見たい!」と思う人は多いのではないだろうか。

一人二役に挑んだヨ・ジングの魅力に迫る(「王になった男 制作日誌」)

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

現在23歳にして芸歴は15年。子役時代からずば抜けた表現力で「イルジメ~一枝梅」(2008年)や「根の深い木-世宗大王の誓い-」(2011年)、「ペク・ドンス」(2011年)などヒット時代劇に次々と出演してきたジング。2012年には最高視聴率46.1%を記録した「太陽を抱く月」に出演し、キム・スヒョン演じる若き王フォンの少年時代を熱演した。とても14歳とは思えぬ間の取り方、緊張と弛緩の優れた表情を披露し、その年のMBC演技大賞子役演技賞をはじめとする各賞を受賞。"時代劇の申し子"と呼ばれるようになる。

その後もチャン・グンソクと共演した「テバク~運命の瞬間~」(2016年)や、李氏朝鮮第15代王・光海君の壮絶な戦いを描く『代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン』(2017年)に出演し、輝かしい時代劇キャリアを築いてきた。そんなジングの魅力が十二分に味わえる時代劇といえば、イ・ビョンホン主演の大ヒット映画をドラマ化した「王になった男」(2019年)だ。

「王になった男」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

ジングは同作で、暗殺の影におびえる国王イ・ホンと、道化師ハソンの一人二役に挑戦。いつ殺されてもおかしくないという恐怖から精神を病み、家臣に剣をも向ける冷酷なイ・ホンでは、目をカッと見開き緊迫を感じさせる早口な発声でその場にいる者を圧倒する。

一方、仲間たちと旅をしながら日々の日銭を稼ぐ暮らしをするハソンは、爽やかな笑顔を見せ、優しくまっすぐな眼差しを持ち誰からも好かれる人物。このハソンが王と瓜二つであることから、王の影武者を引き受けることになり、人生が一変していく。

「王になった男」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

「王になった男」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

まったく正反対であるふたりを、所作や声色などで見事に演じ分けるジング。その細かな仕草の違い、感情の違いを如実に表すのが彼の眉だ。怒り、困惑、驚き、喜びなどを、その情緒が宿る眉で器用に表現する。冠帽姿が多い時代劇において、自然と強調される眉に特異性を持つジングが、同年代から頭一つ飛び抜けた"時代劇の申し子"と言われる秘訣はここにあるのかもしれない。

「王になった男」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

「王になった男」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

また今作では、映画で描かれなかったハソンと真実を何も知らない王妃ソウン(イ・セヨン)の禁断のラブロマンスが追加されていることも魅力のひとつ。許されざる恋に葛藤し、恋情を抑えきれない様子を、子役から大人へ成長し、色気を纏ったジングが好演している。

特に、時代劇ならではの禁欲的な世界観にあって、王妃の側からハソンに告白する書庫での前代未聞のキスシーンは当時話題に。互いへの思いに駆られて身を寄せ合う2人の姿には、見ているこちらまでドキドキさせられっぱなしだ。

「王になった男」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

「王になった男」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

ジングが、少年のあどけなさを脱ぎ捨て、大人の男へと成長した姿を見せつけた「王になった男」。アジアドラマチックTV (アジドラ)では、2月21日(日)より一挙放送される。その前後では、本作のインタビューやメイキングを収録した特別番組も放送されるので、この機会に時代劇で光り輝くジングの魅力に改めて触れてみたい。

「王になった男」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

文=津金美雪

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放送情報

王になった男(ノーカット日本語字幕版)
放送日時:2021年2月21日(日)8:00~
「王になった男」制作日誌
放送日時:2021年2月20日(土)11:00~
「王になった男」幕間SP
放送日時:2021年3月6日(土)11:00~
チャンネル:アジアドラマチックTV (アジドラ)
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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