涼しげな切れ長の目で感情を豊かに表現する俳優、パク・シフ。昨年は"超俺様"なトップスターを演じたラブコメディ「ラブリー・スター・ラブリー」、復讐に生きる検事を迫力の演技で見せた「バベル(原題)」といった真逆のキャラクターを演じ切り、高視聴率をマークするなど、その活躍ぶりは留まることを知らない。シフの魅力は、何といっても作品ごとに全く異なる眼差しでキャラクターを表現する抜群の演技力。"目で語る"と言われる彼の演技に魅了されるファンは、韓国のみならず日本やアジアにも多いのだ。
支えてくれるファンを大切にすることで知られるシフは、日本でも度々ファンミーティングを開催。年明け早々の1月5日にも来日し、なかのZERO大ホール(東京・中野)で「パク・シフ ファンミーティング2020」を行ったばかり。巨大バルーンの中から登場するというサプライズ感満載のオープニングでファンを喜ばせたり、客席をすごろくのマスに見立てて、自ら駒となったシフが客席を一周する「すごろくトーク」をしたりと、ファンを楽しませる仕掛けが満載で、直接コミュニケーションを取る時間がたっぷり用意されているのも彼のファンミーティングの特徴だ。
年明けのファンミからわずか4ヶ月前の2019年9月にも、シフはファンクラブ会員限定のイベント「パク・シフ『縁』Happy Lucky 7」を日本で開催。KNTVにて3月2日(月)に放送される同イベントは、ファンとの"縁をつなぐ"という想いを込めて、7年前から制作されてきた日本オリジナルマガジン「ENISHI~縁~」の読者のみが参加できる激レアなもの。会場には新潟・ロッテアライリゾートが選ばれ、アウトドア好きのシフと大自然を感じられる特別感のあるイベントとなった。
陽が落ちてから、野外広場で開催されたイベントでは、シフ自らが出題するクイズ大会や、会場が一丸となって挑むゲームなどで大盛り上がり。動物好きで知られるシフは、愛犬ボングについても語り、ベールに包まれていたプライベートを露わにする場面も見られた。
またファンミーティングと言えば、OST(オリジナルサウンドトラック)の披露がお決まり。「バベル(原題)」の挿入歌「曇った記憶」や、「検事プリンセス」(2010年)の切ないラブソング「FOR YOU」など、低音の包み込んでくれるような優しい歌声を聞かせてくれたシフ。今回のイベントでもその温かい歌声が夜空に響き渡った。フィナーレには花火が打ち上がるなど、夏の終わりを思わせるロマンティックなパフォーマンスは、まるでシフが隣に寄り添ってくれるかのような親密さ...。その心地よい空気感は映像からも伝わってくる。
特徴的なシフのまなざしは、ドラマの中では時に甘く微笑み、時に氷のように冷酷さを漂わせることもあるが、彼がファンミーティングでファンに向ける視線はいつも優しく温かい...そう感じさせてくれる。都会の喧騒から離れたリゾート地だからこそ、いつになくリラックスした表情を見せていた素顔のシフに注目だ。
文=津金美雪
放送情報
パク・シフ「縁」Happy Lucky 7
放送日時:2020年3月2日(月)23:30~
チャンネル:KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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