高視聴率連発!売れっ子俳優イ・ジャンウが見せた"完璧主義者"っぷり

「オー!サムグァンビラ(原題)」
「オー!サムグァンビラ(原題)」

画面映えするキリッとしたルックスと184cmのたくましい体躯で、数多くのドラマで主演を務めてきたイ・ジャンウ。現在34歳と中堅の域に入り、韓国での地位を不動のものにした彼は、今年に入って日本でファンクラブを開設するなど人気を拡大している。

高視聴率を連発!イ・ジャンウの最新作「オー!サムグァンビラ(原題)」

(C)KBS

■高視聴率ドラマに次々と出演!活躍が目覚ましいイ・ジャンウの出演歴

そんなジャンウの特徴といえば、出演作の多くが桁外れの視聴率を叩き出す"高視聴率俳優"であることだ。2009年の「怪しい三兄弟」で、主人公となる三兄弟の末っ子の友人という役に起用されると、このドラマが最高視聴率43.8%、16週連続で全ジャンルTV番組週間視聴率1位という大ヒットを記録。俳優として本格的に活動をスタートした作品にいきなり背中を押される形で、2010年に出演した「笑ってトンへ」では、主人公の恋敵で自信家の御曹司という役どころを嫌みたっぷりに演じインパクトを残した。この作品もまた瞬間最高視聴率51.4%という驚異的なものだった。

立て続けにヒット作に出演したことで知名度を上げると、トップ女優キム・ソナの恋人役を演じた「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」(2012年)や、「ノンストップ4」(2003年)以来10年ぶりとなるチャン・グンソクの共演が注目を集めた「キレイな男」(2013年)といった話題作に次々と出演。最高視聴率30.1%を記録した主演ドラマ「バラ色の恋人たち」(2014年)では、貧しくも子育てに奮闘するシングルファーザー役が好評を博し、MBC演技大賞の男性優秀演技賞を受賞するなど、人気だけでなく実力も証明していった。

兵役を経て、近年の活躍ぶりにはさらに目を見張るものがあるジャンウ。犯罪者家族をテーマに父と子の愛、若者たちの恋を描いた「たった一人の私の味方」(2019年)でも、視聴率49.4%を叩き出すなど完璧なカムバックを決める。同年の「優雅な一族」では、財閥家族の裏に蠢く陰謀が描かれる中、ヒロインを守る心優しい弁護士役で主演し、MBN開局史上最高視聴率を更新する大記録を打ち立てた。

「オー!サムグァンビラ(原題)」

(C)KBS

■ディテールの変態?個性的なキャラクターに扮したイ・ジャンウの最新作

人気も実績も、そして作品選びのセンスも申し分のない彼にとっての最新出演作となるのが、11月29日(日)にKBS Worldにて第1話先行放送される「オー!サムグァンビラ(原題)」だ。とあるアパートを舞台に、ワケありの男女が共に生活していく中で、しだいに心を開いていき、血のつながりを超えた絆を築いていくホームドラマだ

「たった一人の私の味方」のホン・ソックの演出により、無邪気なアパートの大家やトロット歌手を目指す陽気な男など、個性豊かな人物が多数登場する中、主演のイ・ジャンウが演じているのは建築会社社長ウ・ジェヒだ。現場の細かい部分まですべてチェックしなければ気が済まず、業界では"ディテールの変態"と呼ばれ、また自分がイケメンで才能があることも自覚しているという個性的なキャラクターだ。

「オー!サムグァンビラ(原題)」

(C)KBS

「オー!サムグァンビラ(原題)」

(C)KBS

完璧主義者&自信過剰という一見ムカつく人物像を、ケンカ腰な口調など振り切った演技で表現したジャンウ。頑固で嫌みな一面もあるが、仕事に対して人一倍のこだわりと情熱を持っている側面を見事に浮かび上がらせ、むしろどこかチャーミングにすら感じさせる。強情なヒロインと衝突を繰り返し、ジェヒが少しずつ変わっていく様子、さらに父との葛藤など、その人間的な成長をジャンウがどう表現するのかという点にも注目だ。

「オー!サムグァンビラ(原題)」

(C)KBS

現在放送真っ只中の本国では、これまでに最高視聴率28.5%という順調な滑り出しを見せている本作。どんなタイプの役柄でも結果を残してきたジャンウのハズレのない魅力を、この作品で改めて堪能してみたい。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

「オー!サムグァンビラ(原題)」1話先行放送
放送日時:2020年11月29日(日)18:30~
※レギュラー放送は12月26日(土)より毎週(土)(日)21:40~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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