正統派の二枚目俳優コ・ス、善良な詐欺師役で「胸が痛かった」と語る理由とは?

コ・ス(「『ミッシング:彼らがいた』インタビューSP」)
コ・ス(「『ミッシング:彼らがいた』インタビューSP」)

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韓国を代表する正統派の二枚目俳優として、その人気を不動のものにしているコ・ス。「マネーゲーム(原題)」(2020年)での正義と信念を貫く官僚役も記憶に新しいが、そんなコ・スが意外なキャラクター、"善良な詐欺師"に扮しているのが、12月20日(日)からKNTVにて日本初放送される「ミッシング:彼らがいた(原題)」だ。

遺体を見つけてもらえない死者たちの村を舞台に繰り広げられるミステリーファンタジーで、コ・ス演じるウクが幽霊たちのために奔走し、殺人事件の謎を追う。この役で新たな一面を見せているコ・スがインタビューで本作の役づくりや見どころについて語った。

コ・スが語る「ミッシング:彼らがいた(原題)」の興味深い世界観とは?

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――演じた役柄の紹介をお願いします。

「とても明るくてポジティブな考えを持った善良な詐欺師です。霊魂が住む不思議なドゥオン村に迷い込み、そこで起きる事件を解決していきます」

――出演を決めたきっかけは?

「まず台本が新鮮でした。霊魂が題材なのですが、これまではそういった素材は恐ろしいドラマが多かったと思います。そんな中『ミッシング:彼らがいた』は温かさを感じました。俳優としてはとても面白いな、表現できることが多いなと思いました。キャラクターが開かれている魅力を感じ出演を決めました」

「ミッシング:彼らがいた(原題)」

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――本作の見どころを教えてください。

「難しい内容ではありません(笑)。霊魂や幽霊の存在を皆さんがどう考えるか分かりませんが、『ミッシング:彼らがいた』は、霊魂は存在するとして描いています。気軽にご覧いただき楽しんでいただければと思います」

――初めて台本を読んだ時の印象は?

「伝えようとするメッセージがしっかりしていたので、真剣に表現しても、また軽やかに表現してもいいように感じました。選択の幅がありましたね。第一印象は、伝えたい内容がハッキリと台本にあるなと思いました」

「ミッシング:彼らがいた(原題)」

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――ウクとご自身の似ている点、異なる点は?

「他の作品と比べると、気楽に演じられました。そういった意味ではウクは僕に一番近いと考えていただいていいと思います(笑)。異なる点よりも似ている点が多かったですね」

――ウクは普通の人間には見えないものが見えるという設定でしたが、見えない相手との演技はいかがでしたか?

「見えると信じてやりました(笑)。僕には見えました(笑)」

――村の人々(=幽霊)との撮影はいかがでしたか?

「面白かったです!みな個性的なキャラクターでした。ドゥオン村に住むのはそれぞれ事情がある人物だったので、とても胸が痛かったですね。見るたびに悲しくなって、それで撮影により集中できるようになりました。悲しい事情のある住人が明るい姿でやり取りする状況が切なく、胸が痛かったです」

「ミッシング:彼らがいた(原題)」

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――ウクは幼い頃のトラウマを抱えていますが共感できましたか?

「最初に脚本家の方にお会いし、台本を1~3話まで読み、次にどういう展開になるのかあえて聞きませんでした。最後までどうなるか分からず、次の台本を待っていました。ですので、ウクの過去を知った時は驚きました。ウクのお母さんとの事情を受け止めるのは大変でしたが、受け止めました(笑)」

――コ・スさん自身は霊魂や幽霊の存在は信じますか?

「うーん、いないとは言えないですよね。そういったミステリアスな存在はいると思います。はっきりと特定はできませんが、実はそういう声を聴いた経験もあります。その後はそういう存在もいるんだろうなと思うようになりました。生きている人と亡くなった人は別の世界があると思いますが、ある瞬間に会うこともあるのだと思います」

「ミッシング:彼らがいた(原題)」

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――今作がご自身に残したものは?

「撮影中ずっと良い記憶ばかりです。エネルギーにあふれた作品でした。現場も楽しく、スタッフ、共演者の仲も良く温かい作品でした。最後まで仲良く、僕にとってずっと良い記憶として残る作品だと思います」

――最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「『ミッシング:彼らがいた』は温かいドラマです。楽しくご覧いただき応援いただければと思います」

文=HOMINIS編集部

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放送情報

「ミッシング:彼らがいた」インタビューSP
放送日時:2020年12月1日(火)22:00~
ミッシング:彼らがいた(原題)
放送日時:2020年12月20日(日)20:00~
※毎週(日)20:00~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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