約9年間に及ぶ日本活動休止前最後となる完全体での配信シングル「Be good」が注目を集めたU-KISS。グループ活動と並行しメンバー3人それぞれが積極的にソロ活動を行う中で、俳優としてもキャリアを重ねてきたのが、"最強マンネ(末っ子)"とも称されるJUNだ。
そんなJUNが本名のイ・ジュニョン名義で出演し、「僕にとって、俳優としてもう一段階、成長させてくれた作品」と明かす主演ドラマが、ホームドラマチャンネルにて11月18日(木)より放送される「恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~」。本作では、「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」で大ブレイクしたソン・ハユン扮する年上の理系女子、ジソンと、"あるトラブル"が元で急接近する消防士、グッキというミステリアスなキャラクターを演じたジュニョン。今までとは一風変わったこのグッキ役に、どのようにアプローチしたのか?その撮影の裏側や見どころをインタビューで語ってくれた。
――今作への出演のきっかけは?
「シナリオがとても面白くて、監督さんとの打ち合わせの際に『すごく面白かったので、機会があればご一緒したいです』と伝えました。面白いと思った理由は、僕が演じたチョン・グッキというキャラクターの性格や、彼が隠している過去などです。過去に何があったのかは、シナリオには書かれていなかったのですが、性格や背景などについて監督さんからお話を伺い、もう一度シナリオを読んでみると、まるで自分自身を見ているかのようで...。『これは絶対に演じたい!』と強く感じました」
――グッキはどんな人物ですか?
「グッキは、アナログ人間なんです。今は、スマートフォンで何でも解決できる時代ですよね。映画を観ることもできるし、銀行に行かなくても知りたい情報を得られたりと、すごく便利な時代なのに、グッキはそういったものを全く必要としない人物なんです。ご覧になりながら、もどかしいと感じる部分もあると思いますが、可愛く純粋な子だと思ってもらえると嬉しいですね。また、彼は消防士なのですが、自分が任された仕事は完璧にこなす、チーム内のエース的存在です。ただ、恋愛や文明に関しては疎いタイプですね」
――"モムチャン"な消防士として、消防士のカレンダー撮影シーンもありましたが、食事管理などもされていたんですか?
「僕はモムチャンではないですが...(笑)、特に食事の管理はしていませんでしたね。プロテインシェイクを重点的に摂っていたので、特別な食事メニューを考えたりするのではなく、食事回数を増やしました。普段、1日3食だったのを5食に増やして、その合間におやつを食べ続けていましたね。それから、パーソナルトレーニングジムに通って運動をしていました」
――電子機器の開発者であるジソンという、自分とは正反対の女性と恋に落ちる物語ですが、ジュニョンさんご自身は、自分と異なる女性と似ている女性だったら、どちらに惹かれますか?
「僕は自分と正反対の人には惹かれない気がします。なぜかと言うと、確信が持てないから!何をしてあげたら相手が喜ぶのか何が好きなのか、考えてあげないといけないのに、(正反対の女性だと)何を望んでいるのか、何が嫌で何が好きなのか、しっかりと分かってあげられることができないですからね。
僕は会話を交わすことが大好きですが、正反対の性格の人だったら、きっと会話を避けたがりますよね。改めて考えてみてると、コミュニケーションを始める時点で問題が生じるのではないかなと...。僕一人で、真剣に話し続けることを想像しただけでも、少し寂しいですね」
インタビューの最後、日本のファンへのメッセージを伝える際には、自身の思いをそのまま語り掛けるかのように、丁寧な日本語で全てを締めくくってくれた。
「僕が出演した作品、ぜひ期待してご覧ください。『恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~』は、本当に面白いし、温かい作品だと思います。僕が思っていることが、ちゃんと皆さんに伝わると嬉しいです。まだまだ足りない部分もありますが、韓国で俳優として頑張り続けているイ・ジュニョンも、頑張って生きているチョン・グッキも、応援よろしくお願いします。
そして最近、コロナの影響で笑うことも減っていると思うのですが、今作をご覧になって今のこの時代のせいで隠している笑顔を出してください!そうなってくれると嬉しいです。これからも頑張りますので、ぜひよろしくお願い致します!ありがとうございます!」
文=HOMINIS編集部
放送情報
恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~
放送日時:2021年11月18日(木)14:00~
※毎週(火)~(金)14:00~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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