――キャストの方とのエピソードはありますか?
「アフレコ後にみんなで飲みに行ったりとか、ご飯行ったりとかしましたね。(田中)真弓さんも飲むのが好きなので、ノリノリでみんなを誘ってくださったりして。監督や龍先生、音響監督の木村絵理子さんなど、ほぼ全員集まってワイワイ盛り上がれたのですごく楽しかったです」
――みなさんが集まる場では監督からディレクションなどはありましたか?
「そうですね。このシーンはこういう意図でこういう演出にしたいとか、これは特撮のオマージュを入れてるとか、今後の展開について『このシーンはこうしたいんですけど、どう思いますか?』とディスカッションしてるのを側で聞いていました。でも監督がファンからどんなリアクションが来るんだろうってすごいプレッシャーを感じていて、毎週お会いするたびにだんだん調子悪くなってるんですよ(笑)。そんな監督を見て僕らが『ここ良かったですよ』って励ましたりして。ロサンゼルスで先行上映があったんですけど、みんなのリアクションを見て元気になっているのを見て安心しました(笑)」
――オカルンは宇宙好きというオタクな一面もありますが、花江さんはご自身のことをオタクだなと思う瞬間はありますか?
「僕はゲームが好きなので、ゲームオタクなんじゃないかな。今はあまりできてないですけど、中高生ぐらいのときは青春をすべて捧げたんじゃないかと思うぐらいハマっていたので、ゲームの話をするときはオカルンみたいにテンション上がっちゃいます(笑)」
――ゲーム以外では熱中していることはありますか?
「ウォーキングですね。最近は暑いのであまり歩けないですけど、ちょっと健康に気を遣って歩くようにしてます。昔も歩いてた時期があるんですけど、続かないことが多くて...。久しぶりにウォーキングと筋トレを始めたので、これからも継続していきたいですね」
――ウォーキングを始めてから身体に変化はありますか?
「やっぱり疲れなくなりましたね。遊園地とかで1日中子どもを連れて歩き回ってると、前までは家に帰る頃には死んでたんですけど、今はむしろ物足りないくらいです。子どもを持ち上げて遊べるようになるのが1つ大きな目標としてあるので、これからも頑張りたいです」
――最後に『ダンダダン』を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
「おそらく中高生はめちゃめちゃ刺さるんじゃないかなと思います。とはいえ、下品すぎない下ネタもあるので、割と幅広い年代の方に楽しんでいただけると思いますし、これを機に都市伝説や幽霊に興味を持って、僕みたいに信じてなかったけどいたらいいななんて思ってもらえるようになったら嬉しいなと思いますので、ぜひまずは1話を見ていただきたいです!」
取材・文=川崎龍也 撮影=MISUMI
放送情報
TVアニメ『ダンダダン』
2024年10月毎週木曜深夜 0:26~
MBS/TBS系28局「スーパーアニメイズムTURBO」枠にて全国同時放送
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