「GANTZ」で浪川大輔が宇宙人と死闘を繰り広げる高校生を熱演!

ある日、地下鉄のホームで再会した幼なじみ・加藤勝と共に電車にはねられるも、瞬時に見知らぬマンションの一室に飛ばされた無気力系男子高校生・玄野計(けい)。彼が勝らと共に「ガンツ」と呼ばれる謎の球体の指示に従い、宇宙人と戦うミッションに身を投じていく姿を描いた「GANTZ」。2000年に「週刊ヤングジャンプ」にて奥浩哉原作のコミックが連載開始されるや否や、先が全く予測できないストーリー展開と容赦のない残酷描写で話題に。2004年のTVアニメ化を皮切りに、2011年の実写映画化、2016年のフルCGアニメ映画化、そして2018年には舞台化もされるなど、2013年の連載終了以降も愛され続けている作品だ。

そんなSFバトル・サスペンス初の映像化作品となったTVアニメで、主人公・玄野計役を演じているのが、洋画の吹き替えやアニメをはじめ、バラエティ番組や舞台、そして映像監督としても活躍中のベテラン声優・浪川大輔だ。9歳の頃から劇団に所属していた浪川は、現在42歳ながら声優歴33年という声優界屈指の芸歴の持ち主。彼自身の声質は、柔らかく明るいテナーだが、演じる役によって自由自在に変化するその音域の広さはすさまじい。名声優・井上真樹夫から受け継いだアニメ「ルパン三世」シリーズの石川五ェ門での渋くてクールな声と、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでイライジャ・ウッド演じるフロド役での、ちょっと気弱で頼りないものの、芯の強さを感じさせる軽やかな声、その両方が浪川のものだと知って驚かない人はいないだろう。

幅広い声質と卓越した演技力で、さまざまな役を声だけで表現し続けている浪川が「GANTZ」で聞かせてくれるのは、どこか冷めた男子高校生の声。計は幼い頃、勝をはじめとする仲間を引っ張るリーダー的存在だったが、成長するにつれて無気力化。巨乳とグラビアにしか熱くなれなくなった彼は、自分の身の回りで起こる状況に逐一、心の中で悪態をつく。そんな彼の世の中に対する不満を浪川は、当時28歳とは思えないほどのナイーブさで表現している。

ストーリーの冒頭では、自己中心的で世の中を冷めた目で観察していた計だが、自分を「憧れの存在」だと今も慕ってくれる幼なじみと再会し、共に地球にいる宇宙人と壮絶なバトルを繰り広げる中で、仲間との絆や命の意味などを知り、人として成長していく。そんな計の変化をエピソードの積み重ねに合わせて丁寧に演じている声優・浪川大輔。その確かな演技に、ぜひ耳を傾けてほしい。

文=中村実香

この記事の画像

放送情報

GANTZ ~the first stage~ [R-15相当]

放送日時:2018年6月9日(土)23:00~

※[#1-6]6月9日(土) 23:00~、[#7-13]6月16日(土)23:00~
※「GANTZ ~the 2nd stage~」は7月放送予定
チャンネル:ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

最新の放送情報はスカパー!公式サイトへ

記事に関するワード

この記事をシェアする

関連人物

関連記事

人気の記事ランキング

ランキングをもっとみる

スカパー!