(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
――過去に神威を演じていたからこそ、今回の取り組みで変化した部分はありますか?
「神威と言えば、『セリフでお客さんが喜んでくれる』というイメージがあったんです。今回、アニメ版と劇場版で言い回しが変わっていた箇所があったのですが、『この言い回しは神威っぽくないな』と当時のセリフに戻したら、採用していただきました。正解かどうかは分からないですが、長年演じたからこそ、神威の魂に近い部分を感じ取れたのかなと思います。ちなみに、そのセリフは『殺しちゃうぞ』でした」
――そのセリフは神威のイメージがありますね。今回、彼はさまざまな陣営と絡みますが、神威自身のスタンスは変わらないですよね
「鳳仙と自分の力の差はどれくらいなのか。そして、戦闘民族である鳳仙を腑抜けにさせた存在がどんな人物なのか...彼のなかでは『ちょっと確認しに行こうかな』というテンション感だったのかな、と思います。そこで、銀さんたちのような『侍』という面白い存在も発見できたのかなと」
――当時は明かされていなかった神威の過去も知ったうえで、今回の登場シーンを演じました。改めて演じたことで、印象の変化や発見はありましたか?
「なんだかんだ言っても、この頃から神楽に対する『表には出さない愛情のようなもの』が垣間見えていたんだな、と思いました。はっきりとは見えないのですが、物語すべてをつなぎあわせ、セリフの間(ま)や彼のとっている行動を見ていくと、心の奥底では神楽や家族を大切にしていることが伝わってきます」
――父・星海坊主や妹・神楽ら家族関係についてはどう感じていますか?
「神威にとって、どうしても切り離せない大切なものだからこそ執着してしまう。その対象が父であり、妹であり、亡くなった母でもある。彼の生きる根幹は、やはり『家族』だったんだなと強く感じます」









