小林千晃榊原優希が人を好きになる瞬間とは?「自分にない...」 アニメ『ガンバレ!中村くん!!』インタビュー

声優

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小林千晃と榊原優希に聞く、本作の共感ポイント
小林千晃と榊原優希に聞く、本作の共感ポイント

――高校が舞台の本作。学生の彼らに10代のころの自分を重ねるような「共感ポイント」はありましたか?

小林「僕はどちらかというと広瀬寄りの学生でした。高校生のときからお芝居の勉強をしに(地元の神奈川から)東京に行っていたのですが、そこにいる年上の人たちと会話をしていると、自分の知らない世界をいっぱい知れて、すごく楽しかったんです。

ただ、高校に戻ると、友だちと目指しているものや温度感が違うし、自分の仕事に理解も得られない。会話もアイドルのことやクラスの女の子のことなど、興味が持てない話題ばかりでした。僕も孤独にはなりたくないから、話を合わせているんですけど、そこには心がないんですよね。だから、広瀬の気持ちがよく分かるんです」

榊原「僕も同じです。クラスメートが自分の興味のないことで盛り上がっていて、"男子高校生してんな"みたいな感覚がどこかにあって...。『あそこ行こうぜ!』と誘われたとき、"行きたくないな"と思っても行っちゃう。僕も広瀬くんが陥っているような状況を体験していたので、感情移入する部分がありました。一方で、家に帰ってから"はぁ〜。あれってこうできたな"と反省することもあって...。心の中で"バカヤロー!"と叫んでいたのは、ちょっと中村くん寄りだったなと思います」

――本作は中村くんが広瀬くんに片思いをする物語です。お二人が、恋愛に限らず、「人を好きになる瞬間」はどんなときですか?

小林「自分にない個性を感じると"おっ"と思いますね。他の人たちは面白いところだらけだけど、自分自身は"面白みのない人間だ"と思っているので、すぐに"おーっ!"ってなるんです。例えば榊原くんだったら、今回ご一緒して"自分の芯をもっている方なんだな"と感じました。そうした新しい一面や熱い思いを感じると、いいなって思います」

榊原「僕も近いところがあって、割と自分にできないことや、自分のなかにないスター性に注目しちゃいます。僕は役を演じるときに、ぐちゃぐちゃ考えちゃうタイプなんですが、なかには天性の感覚で正解を導き出せる方がいるんです。もちろんそうした方々も入念な準備をされているとは思うのですが、収録中、かけあいのなかで"これ絶対今考えて、瞬時に出したよな"みたいな大正解をつかみ取る方がいらっしゃって...一体どうなっているんだと(笑)。すごく憧れます。

あと、イベント出演時に面白いことを言われると"なんであんなに面白いことが言えるんだろう"と感動したり、千晃さんで言うと、"なんでこんなに振れ幅のある中村くんを演じられるんだろう"と思ったり、"うわ、すげえ!"と思うと好きになります。そのパワーを我がものにしたいというか...食らう対象として、捕食対象として見たときに人を好きになりますね(笑)」

小林「貪欲だな〜(笑)」

「ガンバレ!中村くん!!」小林千晃、榊原優希
「ガンバレ!中村くん!!」小林千晃、榊原優希

文・撮影=浜瀬将樹

「ガンバレ!中村くん!!」公式サイト

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