石川界人富田美憂がファンと一緒に「京都寺町三条のホームズ」を鑑賞

写真左から富田美憂、石川界人
写真左から富田美憂、石川界人

シリーズ累計70万部を突破する人気小説のコミカライズ作品「京都寺町三条のホームズ」がアニメ化。原作小説は、望月麻衣が手掛ける古都を舞台にしたライトミステリー。2016年に「第4回京都本大賞」を受賞した、現在第9巻までが発売されている傑作だ。コミックは現在1巻が発売されている。

舞台は、京都の寺町三条商店街にたたずむ骨董品店「蔵」。鑑定士見習いの青年とアルバイトとして働くことになった女子高生が、店を訪れる客から持ち込まれた骨董品にまつわるさまざまな依頼を解決していく。物腰は柔らかいが恐ろしく勘が鋭い「ホームズ」と呼ばれる店主の息子、家頭清貴(やがしらきよたか)の元に、真城葵(ましろあおい)が祖父の骨董品を持ち込んだことからストーリーは展開していく。

(C)望月麻衣・秋月壱葉/DEF STUDIOS (C)「京都寺町三条のホームズ」製作委員会

今回、アニメ化を記念して第1話の先行上映会が、6月23日に東京・ユナイテッドシネマ・豊洲で行われた。家頭清貴役の石川界人と、真城葵役の富田美憂が笑顔で登壇。原作ファンや2人のファンが会場を埋め尽くし、温かい拍手と歓声で2人を迎えた。和やかなムードの中、2人のあいさつが終わると、まだ第1話を見ていないと語る2人も最前列の席に座り、ファンと一緒に第1話を鑑賞した。

上映後、アフレコでのエピソードを聞かれると、石川は何度も出てくる非常に長い台詞の量や、骨董品の難しい読みを調べることに苦労したこと、さらに京都弁の発音をマスターするのが大変だったことを、ユーモアを交えながら披露。一方、富田は先輩方を前にドキドキしながらも、京都出身の先輩が多く、京都のあるある話や建物について説明してもらえるので、アフレコに行く度に京都に詳しくなっていくと楽しそうに語った。

骨董品店「蔵」の店主の息子・家頭清貴を演じる石川界人
「蔵」でアルバイトをする女子高生・真城葵を演じる富田美憂

最後にファンへのコメントを求められると、石川は「骨董品を見つつ、さまざまな推理をして事件を解決していくとともに、人の心のつかえを取っていく作品です。第2話以降もいろいろなことにフォーカスを当て、さまざまな視点で物語が進んでいくので、葵の人としての成長を楽しみにしながら見てください」とアピール。

それを受けて、富田は「葵の成長は見ていただきたいポイントの1つですね。また、京都ならではの風景や食べ物、原作が小説なのでアニメで初めて顔が分かるキャラクターもたくさん登場するので、そういうところも楽しみだと思います。そして、見終わったときに京都に行きたいなと思っていただけたら、すごくうれしいです」と答えた。

原作では、骨董品鑑定以外にもそれにまつわる日常の謎解きや葵と清貴の恋模様も描かれている。次々と登場するキャラクター同士の関係性や、葵の過去の話など、アニメではどのように描かれ展開していくのかに注目だ。

文=永田正雄

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放送情報

京都寺町三条のホームズ

放送日時:2018年7月11日(水)22:00~

※毎週(水)22:00~

チャンネル:アニメシアターX(AT-X)

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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