10月7日に東京・秋葉原で行われた「電撃文庫25周年記念 秋の電撃祭」。10月より放送中の鎌池和馬原作の人気アニメ「とある魔術の禁書目録Ⅲ」のステージイベントも、その中で行われ、上条当麻役の阿部敦、インデックス役の井口裕香、御坂美琴役の佐藤利奈、原作小説の編集者・三木一馬が登壇した。
会場内を埋め尽くすファンに向けてあいさつをしたキャスト陣は、最新作の第1話が放送された感想を聞かれ、待ちに待っていたことを告白。井口は喜びのあまり鳥肌が立つほど感激したと喜びを見せる中、阿部が主人公たちの携帯が前作から変わらず、ガラケーだったことに安心したと語り、会場内を笑わせた。
続いて、本作の質問に対して三木が答える「教えて三木先生」のコーナーに突入。キービジュアルにアクセラレータや、浜面仕上(はまづらしあげ)が描かれていることについて、三木から第3期では彼らの活躍も描かれることが明かされた。一方で、美琴たちの活躍がなくなるわけではないとの発言に、佐藤がほっとする一幕も。また、井口が新キャラクターが多くなると、当麻が新たなハーレムを築くのではないか、といったヒロインならではの質問を投げかけ、阿部をあたふたさせた。
そして、阿部が昨年の「電撃文庫 秋の祭典2017」で発表された「とあるプロジェクト」について聞くと、三木が持ってきたという映像がスクリーンに。そこで、「とある科学の一方通行」のアニメ化が発表され、ファンから歓声と拍手が巻き起こった。さらに、ラストオーダー役の日高里菜がシークレットゲストとして登場。電撃祭で発表されるのを楽しみにしていたと語る日高は、ステージの裏で歓声を聞いて感動したことを明かした。作品について三木は、アクセラレータを支持してくれたファンへの感謝を述べつつ、当麻では描けないようなダークヒーローならではの過激なものを描いていきたいと吐露。日高は作品の発表に喜びつつも、新たな女性キャラクターが登場することを危惧し、女性はラストオーダーだけで十分だと心配な表情を浮かべた。
さらに、次のコーナーに進行するかと思われた矢先、今度は新井里美演じる白井黒子のおなじみのせりふ「ジャッジメントですの!」が会場内に響き渡り、スクリーンに「とある科学の超電磁砲」第3期の制作決定が発表された。さらに、シークレットゲストとして新井が登場すると、会場内の熱気は最高潮となった。
ここで「とある科学の一方通行」と「とある科学の超電磁砲」第3期のキービジュアルを公開。"一方通行"はアクセラレータがまとう紫のオーラにキャスト陣からカッコイイとの反応が飛び出す中、背景で飛ばされている物体が人だと分かると、声を上げて驚く様子がうかがえた。一方、"超電磁砲"のキービジュアルでは、瞬時に黒子が描かれていないことに気付いた新井がショックを隠し切れない様子。だが、3期の展開が予想される美琴と食蜂操祈(しょくほうみさき)のツーショットに会場は大いに盛り上がった。
そして最後は、阿部が新情報がたくさん出たことを"とあるまみれ"だと表現してファンを笑わし、当麻の決めゼリフ「その幻想をぶち殺す!」を披露してイベントを締めくくった。
文=永田正雄
放送情報
とある魔術の禁書目録Ⅲ
放送日時:2018年10月19日(金)22:00~
※毎週(金)22:00~ほか
チャンネル:アニメシアターX(AT-X)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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