浪川大輔柿原徹也らが出演「リーディングライブ」は多彩な演出に加えてサプライズも!

今年で7回目となる、「Kiramune Presents リーディングライブ」が、千葉・舞浜アンフィシアターで開催。毎年10月に行われているこのリーディングライブは、Kiramuneメンバーに加え、毎年豪華なゲスト陣も見どころの一つで、2チームに分かれダブルキャストで2日間、全4公演を開催。そのうち、柿原徹也、田中秀幸、浪川大輔、野島健児、吉野裕行、代永翼が出演した、10月28日の夜公演の模様をレポートする。

物語は、天才プログラマーの自殺を不審に思った親友が調査を進めていくうちに、禁断のスキミングソフト「ドリームキャッチャー」を巡る、詐欺師たちと警察の争奪戦に巻き込まれていくというストーリー。キャストは親友・緑川ユウイチを柿原、詐欺師・青柳スグルを吉野、ハッカー・黄金崎シンイチを代永、元外科医・赤井ゴロウを野島、詐欺師グループのボス・シラサワを田中が務め、対立するエリート刑事・黒部イワオを浪川が演じる。アンサンブルが6角形のLEDディスプレイを手に、キーワードとなる文字が映し出されたり、背景として使用したりと、多彩な演出がなされた。

ステージでは、緊張感あふれるだまし合いが出演者たちの巧みなセリフ回しで展開された。冒頭から柿原が迫真の演技で観客を引き込むと、浪川がストーリーの本筋である「ドリームキャッチャー」に話をつなぐ進行と同時に、柿原演じる緑川を罠にはめる悪徳刑事を熱演。対する詐欺グループは、吉野と野島がシリアスな展開を繰り広げつつも、代永が突拍子もない言動と甲高い声で"ムードブレイカー"の役割を果たし、会場を笑わせた。さらに、初参加となった田中は、大御所ならではのすごみを見せ、詐欺師グループのボスにふさわしい存在感を放って、ストーリーにメリハリをつける大役をこなした。

クライマックス直前、物語の進行を中断してライブビューイング会場に向けたサプライズも。専用カメラに向かってそれぞれが決めゼリフやウインク、投げキッスなどでファンへアピール。それを見た観客からは黄色い声援とともに、拍手が巻き起こった。最後には、カメラマンの横でひそかにアシスタントをしていた浪川がステージ上に。浪川もサービス精神を見せ、会場を大いに盛り上げた。その後、再開された物語はクライマックスへ突入。二転三転する驚きの展開が繰り広げられ、フィナーレを迎えた。

終演後のあいさつでは、吉野が「チームメイトに助けられました」と出演者たちへの感謝を示すと、柿原は「冒頭の世界観を作るところでは緊張しました」と役柄の難しさを吐露。一方、代永は演じたキャラクターの気持ち悪さをいじられ、ファンにはおなじみのセリフ「ババアじゃな~い」で切り返して会場を笑いに誘った。また、初出演の田中は「芸歴60年以上、"神童"の田中さんです」との紹介に照れつつも「気持ちのいい役で楽しかった」と笑顔で応えた。

締めの雰囲気になったところで、渾身の一発芸があるとバトンを渡された浪川は、モモンガの顔マネを披露するも会場からは失笑。だが、最後はファンへ笑顔で感謝を述べると、盛大な拍手に包まれながらイベントを締めくくった。

文=永田正雄

この記事の全ての画像を見る

放送情報

Kiramune カンパニーR
放送日時:2018年12月14日(金)22:00~
※レギュラー90 分版
チャンネル:フジテレビNEXT ライブ・プレミアム

Kiramune カンパニーL
放送日時:2018年12月29日(土)23:30~
※ダイジェスト+未公開映像30 分版
チャンネル:フジテレビTWO ドラマ・アニメ

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物