鈴木拡樹は「どろろ」の主役なのにセリフなし!?「無口を売りにしています(笑)」

「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」「火の鳥」など、数々の傑作を生み出した漫画界の巨匠・手塚治虫(※「塚」は正しくは旧字)。彼の代表作の1つで、ダークな設定で根強い人気を誇る時代劇 「どろろ」の2度目となるTVアニメが、2019年1月より放送される。時は戦国。天下を手中に収めたいという野望を抱く父により、12体の"鬼神"への生贄(いけにえ)にされた百鬼丸。生まれる際、鬼神たちに奪われた体の部分を取り戻す旅をする彼と、そのパートナーとなる幼い盗賊・どろろの姿を描く。今回は12月15日に東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた、先行上映会の模様をレポートする。

写真左から、鈴木梨央、鈴木拡樹

どろろ (C)手塚プロダクション/ツインエンジン

第1話と第2話が上映された後、百鬼丸役の鈴木拡樹と、どろろ役の鈴木梨央がステージに登壇。2019年3月から上演される舞台でも百鬼丸を演じる鈴木拡樹は「アニメおよび舞台で百鬼丸を演じます鈴木拡樹です。無口を売りにしています(笑)」と、第1話と第2話では一言もセリフがなかったことについて、茶目っ気たっぷりな言い回しで触れ、会場を笑わせた。

どろろ (C)手塚プロダクション/ツインエンジン

MCの天津向からもセリフがなかった件を聞かれ、「僕も台本を読んで『どういうことなんだろう?』って思いました。そんな無口な僕ですけど、ちょっとしゃべっているんですよ。それをまとめていただいた映像がありますので、観ていただきたいと思います」と言うと、スクリーンに特別映像が流れ、鈴木拡樹が熱演する百鬼丸の声が会場に響き渡った。その演技について感想を求められた鈴木梨央は、どろろの声で「兄貴、やっぱかっけぇなあ!」と絶賛。会場からも拍手が沸き起こった。

どろろ (C)手塚プロダクション/ツインエンジン

トークコーナーでは、それぞれが演じているキャラクターについて聞かれ、鈴木拡樹は「百鬼丸は不幸な生い立ちですけど、それでも戦国の世の中を強く生きています」と、人を勇気づけるパワーを持ったキャラクターだと表現した。鈴木梨央は「どろろは、とにかくしゃべっていて(笑)。天真爛漫ですごくかわいらしいキャラクターだなと思います」と答え、最初は百鬼丸がしゃべらないのでアフレコ中、ずっと1人でしゃべっていたことを明かした。

どろろ (C)手塚プロダクション/ツインエンジン

アフレコの話題では、お腹が鳴って止まらなくなってしまった出来事を鈴木拡樹が告白。「収録を止めてしまうのも悪いしどうしようと思っていたら、隣りにいた梨央ちゃんが『お腹が鳴ってる!』って笑いでリアクションしてくれて。おかげで追い出されずに済みました(笑)」と、作品のキャラクターとしてだけでなく出演者としても良きパートナーである鈴木梨央に感謝した。

どろろ (C)手塚プロダクション/ツインエンジン

続いて「もし自分が妖怪だったら、どんな妖怪?」という作品にちなんだ質問に対し、「実は近所の方に一度、霊的なものに間違われたことがありまして」という鈴木拡樹の衝撃的な告白に、会場からどよめきが。幼い頃からランニングが趣味という彼が、夜中に無心で走っていたところ、自転車に乗った近所の人と並走する形になり、妖怪的な存在に間違われて叫び声を上げられたエピソードを披露。そこで「夜に自転車をこいでいると並走してくる"並走オバケ"です」と自らを命名した。一方、鈴木梨央は「私は"天然マイペース負けず嫌い妖怪"です」と自分の性格を反映させたかわいらしい妖怪に、会場中が笑顔になった。

どろろ (C)手塚プロダクション/ツインエンジン

最後に主演の2人からメッセージが送られた。鈴木梨央は「『どろろ』という作品は、すごくシリアスなんですけど絆や愛、切なさなど、いろいろなことを感じることができるアニメになっています。皆さん、最後までご覧ください」とあいさつ。鈴木拡樹は「この作品は昭和40年代に生まれた作品で、こうして平成最後の年にまた、新しくリメイクされることで、これからもどんどん受け継いでいってほしいという気持ちで作っています。ぜひ、ご家族そろってご覧ください」という言葉で、先行上映会を締めくくった。

文=中村実香

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放送情報

どろろ
放送日時:2019年1月12日(土)02:00~
※毎週(土)02:00~
チャンネル:時代劇専門チャンネル

どろろ(1969)
放送日時:2019年1月5日(土)02:00~
※毎週(土)02:30~
※1月5日(土)は02:00~
チャンネル:時代劇専門チャンネル

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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