ラブへの発展もアリ！？木村昴＆佐藤美由希が「スター・ウォーズ」最新作で息の合ったコンビを演じる！

映画『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』(2015年公開)から約半年前の世界を舞台にした新アニメシリーズ「スター・ウォーズレジスタンス」がディズニーXDで放送される。若きパイロットのカズが、銀河帝国の残党から生まれたファースト・オーダーに潜入する物語で、3DCGアニメならではの迫力の飛行シーンや個性豊かなキャラクターたちが織り成すドタバタコメディが見どころ。

そして、日本語吹き替えにも注目だ。主人公のカズを演じるのは「ドラえもん」のジャイアン役で知られる木村昴。ヒロインのトーラを演じるのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」のブランドン・スターク役など、数々の外画吹き替えで活躍する佐藤美由希。2人にスター・ウォーズファミリーの仲間入りをした心境と作品への印象を語ってもらった。

「スター・ウォーズレジスタンス」への出演が決まった際のお気持ちをお聞かせください。

木村「めっちゃテンションが上がりました。『スター・ウォーズ』やディズニー作品って、声優なら誰もが憧れるコンテンツだと思いますし、特に僕はその思いが強かったので、カズ役に決まった時はとても嬉しかったです」

佐藤「最初にトーラ役に決まったと聞いた時は『え？私でいいの？』って思いました。オーディションを受けさせてもらった際、ものすごく早く終わったんです。こういう時はだいたいご縁がないことが多いので、しょんぼりしながら帰ったんですけど、まさかまさかの合格で(笑)。だから余計に信じられませんでしたね」

木村「僕もオーディションはすごく緊張しました。これは"声優あるある"だと思うんですが、作品に対する思い入れが強すぎると、つい空回っちゃうんですよ。僕は『スター・ウォーズ』ファンなので『きっとこういう声が求められているだろう』とか、『お芝居の方向性はこうだろう』とか、勝手に決めつけちゃって結果的にズレてたりするんです。だからオーディションの時は溢れ出る"スター・ウォーズ愛"を必死で抑えつつ、『へぇ、これがスター・ウォーズですか』みたいな感じで、クールに振舞おうと頑張りましたね(笑)」

お2人が演じられているカズとトーラに対しては、どんな印象を抱きましたか？

木村「カズは無欲というか、すごく純粋な青年ですね。目標や夢がないというわけではないんですけど、人を助けたいとか役に立ちたいとか、その時々の衝動に突き動かされて動くシンプルなタイプなんです。演じる際も、なるべく裏表を感じないようストレートに演じています。それとストーリーを盛り上げるポジションでもあるので、特に最初はかなりへタレな部分があるんですよね。それが物語を通して、だんだんと成長していくところもポイントかなと思います」

佐藤「私が演じるトーラは、舞台となっている宇宙ステーションの中でも指折りのエースパイロットで、さらにお嬢様で自信家でカワイイ。スペックが高過ぎて、周囲の女の子から嫉妬されちゃうんじゃないかと心配になるくらい完璧ですね」

木村「男の子はテンション上がりまくるけど(笑)」

佐藤「確かに男の子にはモテモテかもですね(笑)。ただ、女性の私から見ても無邪気で嫌味がないんです。しかも天然なところもあるので、すごくチャーミングだなと思っています。収録はまだまだ序盤なので、トーラの内面がしっかりと描写されているわけではないんですけど、カズと交流したり共に行動することで、優しくなったり大人になっていっているような気がしていて、私自身今後が楽しみです」