天崎滉平、高橋李依が「異世界チート魔術師」太一と凛の衣装で登場！田中美海は服選びにひと苦労！？

異世界へと導かれた高校生たちが、圧倒的な魔力を持った魔術師として活躍する異世界ファンタジー「異世界チート魔術師」。7月よりAT-Xほかで放送されるTVアニメに先駆けて、6月30日に東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で、第1話先行上映イベントが開催され、西村太一役の天崎滉平(※「崎」は正しくは「立さき」)、吾妻凛役の高橋李依、ミューラ役の田中美海が作品について語った。

第1話の上映後に、自身が演じるキャラクターの衣装をまとった天崎と高橋、そして田中がステージに上がると、会場を埋め尽くしたファンから温かい拍手で迎えられた。早速、衣装について聞かれた天崎は「元コスプレイヤーの方がオーダーメイドで作ったもので、動きやすさと"映え"が両立していて着心地もいいです」と回答。

高橋も「杖がすごく軽くて動きやすくて、このまま出かけられそう」と、衣装の出来栄えを絶賛した。一方、役を意識した色合いの服を着てきたという田中は「イベントがあることを知ってから、けっこう探しました」と服選びの苦労を明かした。

自身が演じるキャラクターの紹介では、原作をまだ読んでいない観客に配慮して設定をぼかしながらトーク。しかし、限界だと悟ったのか「うすうすチートだと気付いていますよね？」と高橋が会場に向かって確認し、主人公たちが最初からチートな強さを持っていることを明かした。

アフレコについては、カシム役の下野紘とグラミ役の日笠陽子を中心に和気あいあいとした雰囲気で、発音の難しい言葉が出るたびに一致団結しているという天崎が「"土の魔術師"など発音しにくいセリフを言う人には、エールが送られます」と現場の様子を語った。

作品の世界観に合わせた、どの能力を持ちたいかとの質問には、火、水、風、土の4つの属性の中で「何が一番強いのかな～」と悩む高橋。水が全体的に強いのではという意見が飛ぶと、「異世界で役に立つか分からないですけど、家が雨漏りするので水の能力で止めたいです」と、冗談交じりに答えた田中だが「今日みたいな(イベントなどがある)大事な日の雨を止めたいです。雨女なので...」と実際に切望している様子も見せた。

そして、自身のキャラクターの能力でお題を解決するコーナーでは「映画館で映画のクライマックスにトイレに行きたくなった場合の解決方法」を考えることに。田中は「火を使って、恐怖心でトイレに行くことを忘れる」、天崎は「泣く秘孔を突き、号泣して水分を目から出す」と回答。

そんな中、高橋は「火を起こし、スプリンクラーを発動させ、乗じて(その場で)する」と答え、会場を笑いの渦に包んだ。それならトイレに行った方がいいのではとの指摘に、高橋は断じて行かないと回答するも、スプリンクラーで映画が止まるならトイレに行くよと、あまりの正論な返しに苦笑いしかなかった。

次々と登場するキャラクター同士の関係性や、高校生である太一や凛の等身大の姿が描かれている本作。最後に、高橋は「等身大の気持ちで物事にぶつかっていくので、いろんな目線で見てください」とアピール。「高校生がチートな能力を身に付けたらどうなるか」と見どころを語った天崎は「また皆さんの前でトークができたらいいな」として、イベントを締めくくった。

文＝永田正雄

この記事の全ての画像を見る