「古谷、飲みまーす!」の掛け声とともに、レジェンド声優・古谷徹が気心の知れた声優やスタッフと語り合うトークバラエティ「古谷徹のほっこりハシゴ酒」。待望の第3部が、7月31日(水)に日テレプラスで放送される。
古谷が「巨人の星」で星飛雄馬を演じたのは、中学3年生の頃。20代半ばで「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイに抜てきされ、その後も「聖闘士星矢」のペガサス星矢、「ドラゴンボール」のヤムチャ、「美少女戦士セーラームーン」のタキシード仮面(地場衛)、そして「ONE PIECE」のサボ、「名探偵コナン」の安室透など、今も昔も時代を代表するアニメの人気キャラクターを演じ続けている。
そんな古谷の番組パートナーは、気心が知れた後輩・浪川大輔が務める。第1部では「機動戦士ガンダム」をはじめ多くの作品で共演し、共に第1次声優ブームを盛り上げた古川登志夫がゲストで登場。第2部では浪川と古川に加え、事務所の後輩でもあり、タキシード仮面役を引き継いだ野島健児が参加した。野島の父・野島昭生らとバンド活動していた当時の思い出話も飛び出すなど、楽しく酒を酌み交わしつつ、声優界のディープなエピソードが披露された。
第3部では「名探偵コナン」のチーフプロデューサー・諏訪道彦が登場。諏訪は20代の頃から「シティーハンター」や「金田一少年の事件簿」などを手掛けてきた読売テレビの名物チーフプロデューサーで、古谷とはワイン仲間でもあるという。コナンTシャツを着て店に現れると、まずは古谷にたくさんの安室透グッズをプレゼント。
家族そろってコナンの大ファンで知られる古谷。諏訪と初めて仕事をした作品は、「名探偵コナン」1999年5月3日放送の143話 秋元広志役だったという。今や若い女性にも人気の安室透と赤井秀一というキャラクターは、アムロ・レイと古谷徹、赤い彗星(シャア・アズナブル)と池田秀一というレジェンドの存在から、ネーミングとキャスティングされたのは有名な話だ。
しかし"私立探偵の安室透"、"公安警察の降谷零"、"黒の組織のバーボン"という3つの顔を持つ役柄は、ベテランの古谷だからこそ演じられる難しいキャラクター。古谷はいかにして"トリプルフェイスの男"を演じてきたのか...。
興行収入90億円を超える大ヒットとなった劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』のエピソードも交えて、深い"コナン愛"を語り尽くし、トークの合間にはある有名声優からのビデオメッセージも紹介する。長年ともに戦ってきた役者と作り手が、今後も良いアニメを世に送り出していこうと盃を交わす姿は、心にしみ入ることだろう。
文=千葉玲子
放送情報
古谷徹のほっこりハシゴ酒 第3部
放送日時:2019年7月31日(水)23:00~
チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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