本当に乙女なんです!楠木ともりが語る「アサシンズプライド」メリダの魅力

"マナ"という能力を持つ貴族のための養成校に通いながら、マナを持たない特異な少女・メリダ=アンジェルと、その才能を見出すため家庭教師として派遣され、無才ならば暗殺する任務を負った主人公・クーファ=ヴァンピール。2人が裏の任務や、それぞれの運命と対峙していくTVアニメ「アサシンズプライド」がAT-Xほかで放送中。

ヒロインのメリダを演じるのは「メルヘン・メドヘン」「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」で主役を務めるなど、今注目の若手声優・楠木ともり。さらに、自ら作詞・作曲、そしてギターやピアノ、トランペットも演奏できる、アーティストとしても活躍中の彼女が、11月27日(水)にリリースされる本作のEDテーマ「異人たちの時間」もメリダ=アンジェルとして担当。今回は、彼女へのインタビューを通して作品の魅力に迫る。

楠木ともり演じるメリダ=アンジェル

(C)2019 天城ケイ・ニノモトニノ/株式会社KADOKAWA/アサシンズプライド 製作委員会

――メリダの第一印象をお聞かせください。

「まずはビジュアルがすごく好みで、『アサシンズプライド』は可愛い女の子がいっぱい出てくるんですけど、一番ストライクゾーンに来たのがメリダでした。でも、作品の世界観を知った時は本当に衝撃的で、どうしてこんな可愛い子に、こんな重い過去を背負わせてしまったんだって。最初は、悲痛だけど強さもあって、でもちょっと消えてしまいそうな儚さもあって、この繊細なバランスをどうしたら演技で出せるんだろうって、すごく悩みました。中盤くらいから第1話に戻って見直すと、だいぶ違うと思いますね。メリダの成長に伴いかなり演技も変えていて、そこを魅力として感じてもらえるように意識して演じたので皆さんにも、その部分が魅力だと感じてもらえていたらいいなと思います」

――楠木さんの演技のバリエーションを感じることができるんですね。

「そうだといいですね。でもクーファと接している時は、本当に乙女なんですよ、メリダちゃん(笑)。ただ、1人の師匠として師弟関係みたいな気持ちもあって。従姉妹のエリーゼに対しては、最初は違うんですけど、いろいろあってからは、エリーゼの前に立つ人としての強さをみせてくれたりとか。メリダ自身がすごく表情豊かな印象が、原作を読んでいる時からあったので、『その表情をとにかく出したい!』という気持ちが強かったですね。1話30分間の中でも、いろんなメリダが見られるのではないかと思います」

――メリダのどの要素が、楠木さんのストライクゾーンに入りましたか?

「金髪で赤い目の子が好きなんです(笑)。それ以上に、表情の豊かさに惹かれて。設定資料に叫んでいるような怖い表情があったんですが、それを見た時にすごく惹き込まれたんです。笑顔や可愛らしい表情だけでなくて、『こんな顔もするんだ、この子。すごく強い子だな』って思いました。自分がどうにかして、『この顔に合う声の表情を付けたい、挑戦したい!』という気持ちになりましたね。この顔の時は、どんな叫び方をするんだろうって、ビジュアルを見た時からすごく考えました。第1話のランカンスロープ(化け物)との戦闘シーンでも割と近い表情が出ていて、その表情を見た時にさらに挑戦したいなという欲が出て、惹き付けられました。ここまで感じることは今まで、あまりなかったかもしれないですね」

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放送情報

アサシンズプライド
放送日時:2019年11月14日(木)23:30~ ※放送中
※毎週(木)23:30~ほか
チャンネル:アニメシアターX(AT-X)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

<リリース情報>
「アサシンズプライド」EDテーマ
異人たちの時間 / メリダ=アンジェル(CV.楠木ともり)
発売日:2019年11月27日(水)

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