伊藤美来が新曲への思いとともにバレンタインの秘密を告白！

――ソロデビューしてから４年目に突入しました。振り返ってみて感じることはありますか？

「目まぐるしかったですね。何も分からずソロデビューして、伊藤さんらしく歌ってみてと言われても、『私らしいって何だろう？』って思ったり、歌うことに対して悩む時期があったり。スタッフさんに支えられながら徐々に消化していって、初めは言われたことに応えていくので精いっぱいだったんですけど、今は自分からも提案できるようになりました。でも、そうなるまでがあっという間だった気がします」

――自身の中で一番成長したと感じることは何ですか？

「メンタルです(笑)。昔は1人で頑張らなくてはいけないなと思って考え込み過ぎたり、できないことに対して自分にきつく当たったりしていたんですけど、今はソロだけどみんな助けてくれて、ファンの方も話を聞いてくださるので、『ソロだけど1人じゃない』という気持ちになりました。チームで頑張っている感じがあります」

――普段からアーティスト活動では、チームワークを大切にされているんですか？

「特別気を付けているわけではないです(笑)。自然とそういう雰囲気が出来上がって、気が付いたら今の状態になっていたので、周りの方々には感謝しています。私が大切にしていることは、求められていることに対してしっかりと応えていくこと、そして自分らしくいることですね。基本的に楽しい方がいいなと思っているので、現場の雰囲気は大切にしています」

――今後のアーティスト活動で、やってみたいことはありますか？

「まだやったことがないので、ホールツアーをやりたいです。あと、2019年は海外に行く機会が多くて、そこで私のことを応援してくださっているファンの方が世界にもいることが分かったので、海外でもライブをしてみたいですね」

――もうすぐバレンタインですが、思い出のエピソードはありますか？

「中学生の時、バレンタインの日に家のチャイムが鳴って出たら、弟の同級生の女の子がいて『これを渡してもらってもいいですか？』って袋を渡されたんです。だから『渡しておくね』って優しく言って、家の中に戻るや否や中を開けました(笑)。クッキーが入っていて、おいしそうだな、頑張って作ったんだなと思っていたところ、手紙を見つけて『読んじゃおう！』って...もう時効ですよね！？その後、きれいに畳んで気付かれないように『同じクラスの子からみたいだよ！』って渡しました(笑)」

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

「2020年初のシングルで、疾走感のある力強い曲ができたと思います。この曲と一緒に一年の良いスタートを切ってもらえたら嬉しいです。リリースイベントもありますので、今年もたくさん会いに来てください」

文・撮影＝永田正雄

ニット、カーディガン：ADIRA、ジャンパースカート：ANDGEEBEE、靴：セヴン・トゥエルヴ サーティ

この記事の全ての画像を見る