伊藤美来が新曲のMV撮影で貴重な体験「私、冷凍保存されるのかな?」

「Plunderer」でTVアニメ「プランダラ」の第1クールのオープニングテーマを担当した伊藤美来が、6月17日(水)にリリースの7thシングル「孤高の光 Lonely dark」で、引き続き同アニメ第2クールのオープニングテーマを担当。壮大でドラマチックな楽曲となった本作への思いや、MV撮影時のエピソードなどを聞いた。

――第1クールに引き続き、「孤高の光 Lonely dark」で「プランダラ」のオープニングテーマを担当ということですが、心境の変化はありましたか?

「第1クールは『これから冒険が始まるぞ』というワクワク感があるオープニングだったので、力強さを表現したんです。でも、第2クールはどんどんシリアスな展開になっていくので、孤独感やその奥に見える一筋の希望を、繊細な感じで表現できるように意識を変えました」

――初めて楽曲を聴いた時の印象について、壮大でカッコ良かったと話されていますが、今まで歌われてきた楽曲とは印象が違う曲ですね。

「とても挑戦が多かった曲です。イントロのストリングスが壮大でカッコ良いなと感じたんですけど、それに負けないボーカルを歌わなければいけないと思い、すごく気合いを入れましたね。この複雑な思いを描いた歌詞を『どうやって分かりやすく伝えられるか』ということをすごく考えました」

――歌でカッコ良さを出すのは苦手だそうですが、この曲で克服できましたか?

「苦手なままですね(笑)。どうすればカッコ良くなるのかは、いまだに分かりません。歌う前は意識していたんですけど、レコーディングが始まったら曲に合わせて声を出すより、歌詞の細かい部分への歌い方を調整する作業がたくさん出てきてしまって、それどころではなくなってしまったんです。ただ、それにしっかり対応して歌っていったら、最終的にカッコ良い歌い方になりました。何度も録り直すくらい、本当に難しかったですね」

――レコーディングでは、リズムを取るために普段使用しているクリックではなく、ドラムの音を聴きながら歌ったそうですが、なぜですか?

「クリックは一定間隔のリズムを刻むんですけど、ドラムはたたく人によってその人の持つタイム感が出るので、少しずつタイミングが違ってくるんです。楽曲の全体的なリズムに合わせるためには、ドラムのリズムを聴く方が歌いやすい場合があるんですね。実際、今回はその方が歌いやすかったです。逆に跳ねている曲だと、クリックを聴いた方がしっかりと音を当てられて良かったりするので、そこは曲によって使い分けています」

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放送情報

プランダラ
放送日時:2020年6月19日(金)23:00~
※毎週(金)23:00~ほか
チャンネル:アニメシアターX(AT-X)
※放送スケジュールは変更になる場合があります

<リリース情報>
孤高の光 Lonely dark
発売日:2020年6月17日(水)
※TVアニメ「プランダラ」第2クール オープニングテーマ

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