西城秀樹が映画初主演作「愛と誠」で見せた大いなるスター性

「愛と誠」(衛星劇場)
「愛と誠」(衛星劇場)

1972年のデビュー後、郷ひろみ、野口五郎と共に「新御三家」として一世を風靡した西城秀樹。そんな西城が人気絶頂期に映画初主演を務めた作品が、1974年の映画「愛と誠」だ。同作では、西城の大いなるスター性を感じることができる。

学生服姿で不良少年を演じる西城秀樹
学生服姿で不良少年を演じる西城秀樹

(C)1974 松竹株式会社

同作は、原作・梶原一騎、作画・ながやす巧の同名人気漫画を映画化したもので、不良少年の太賀誠(西城)と財閥令嬢の早乙女愛(早乙女愛)の純愛を描いた学園青春物語。信州の蓼科高原で、高校生の愛は不良少年の誠と偶然再会する。愛は8年前、蓼科高原でスキー滑走中に危険な斜面を滑り出してしまい、その時に体を張って助けてもらったことがきっかけで、誠に思慕の念を抱いていた。一方、愛を助けた誠は、その代償として額に深い傷を負い、その傷が原因で粗暴な性格となり、やがては家庭不和となったことで、愛への復讐心を募らせていた。再会した時、少年刑務所に送られようとしていた誠を、愛は父親に頼んで助け、自分と同じ学校に転校させた上、月謝とアパート代も持たせることで昔の償いをしようとする。だが、誠は愛の好意を利用して自由奔放に振る舞い、暴力で学園を支配しようと目論む。

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放送情報

愛と誠
放送日時:2023年5月6日(土)18:00~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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