
――原作がある作品とオリジナル作品だと、演じる上でアプローチの違いはありますか?
「原作がある作品のプレッシャーは特に大きく。オリジナルの作品だと、もちろん脚本家さんやプロデューサーさん、監督が作ってくださっているものではあるのですが、自分も一緒にキャラクターを1から作り上げることができるんです。ですが、原作がある作品の場合、まず原作の先生が作り上げられたものをベースとするため、その意向を第一に尊重したいという思いが強いです。『山田くんとLv999の恋をする」の原作のましろ先生とは、すべてリモートでのやり取りでしたので、プロデューサーさんや監督を通してのご確認も多かったです。先生に認めていただける作品を作らなければという気持ちはすごく強かったです」
――原作のキャラクターを映像に落とし込むという作業はとても大変ですよね
「原作やアニメで描かれている茜らしさを、現実の生身の人間が演じる際に、どうしても違和感が出てしまう部分があって。原作ではこうしていたけれど、実際に映像でそれを再現すると少し不自然に見えてしまう部分をどうやってうまく表現するかが課題でした。でも、行動の意図を変えたくはなかったので、原作のイメージを損なわないようにという部分を特に意識しました」

――今回初共演となった作間龍斗さんの印象はいかがでしたか?
「お会いする前は、『クールで無口な方かな?』と思っていたのですが、実際に現場でご一緒してみると、全然そんなことはなくて、すごく気さくな方でした。だんだんと『この方、ちょっと変な人かもしれない』と思えるようになったりもして(笑)。でも、アイドルとしての本職をしっかりこなしていらっしゃるので、まさにプロのお仕事だなと感じました。撮影が進むにつれて、変な一面がある反面、良い意味で非常に普通の感覚を持っている方だとも感じて。アイドルの方々ってステージに立ってキラキラして、多くのファンに応援される中で、少し普通の感覚が希薄になることもあると思うのですが、作間さんにはそのような空気感は一切感じられませんでした。すべてが良い意味で普通の感覚を持っている方だと思って、その点がすごく役者っぽいなとも思いました」
映画情報
映画『山田くんとLv999の恋をする』
2025年3月28日(金)公開
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