齊藤京子、"姉感"の醸し出し方は「さりげなく」。映画『(LOVE SONG)』インタビュー
俳優
――作品の中で恋愛と友情の曖昧な境目が描かれていると思います。齊藤さんとしてはそのような区別はありますか?
「そもそも学生時代に男友達がいなくて、その感覚がわからなかったんです。ただ、ここ1年くらいでいろいろな方と共演させていただくなかで、男友達ってこういう感じなのか実感することは多々ありました。」
――友達とはどのような距離感で接しているのでしょうか?
「親友というくらい仲が良い人だったら連絡もたくさん取りたいですし、プライベートでさくっと会いたいです」
――作品全体のテーマとして「未完成」というのがあると思います。齊藤さん自身の中で"未完成"や"最後までいかなかったもの"はありますか?
「小さい頃に料理を身につけておきたかったです。母の手伝いで洗い物をしたり洗濯物を畳んでいたので、母の負担は減ったかもしれないですが、もうちょっと料理もやっておけば今ごろ身についていたのではないかと思います。例えばカレーを作るにしても、野菜の切り方が全部違うじゃないですか。これはどうとか、皮を剥くとか、そういう細かいところがわからなくて。それがわかっていれば簡単にできるし、今につながっていたかなって。料理は今からでも遅くないのでできるといえばできるのですが、未完成ではあります」
――なかなか挑戦する時間がなさそうですよね
「撮影中は難しいですね。でも、この前唐揚げを作ってみたらおいしくできて、意外にやればできるんだと気づきました。ただ、切り方などは基礎から勉強したいなと思います」
――最後に映画を楽しみにしている方へメッセージをお願いします
「ソウタの真っ直ぐな恋心が素敵ですし、2人の純粋な恋愛にときめきます。また、タイパートの映像美も見どころです。この作品を通して穏やかな気持ちにもなれますし、楽しみながら見ていただけたらなと思います」
(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会
取材・文=まっつ 撮影=MISUMI
ヘアメイク= 栢木真弓
スタイリスト= 川崎加織(※「崎」は正しくは「立さき」)
公開情報
映画『(LOVE SONG)』
2025年10月31日(金) 全国ロードショー
出演:森崎ウィン×向井康二(Snow Man)
及川光博、齊藤京子、藤原大祐、逢見亮太ら
(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会
配給:KADOKAWA
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